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シグマ 山木社長が、SD1 後継機を開発中である事を示唆

デジカメWatchが、デジタルカメラマガジンに掲載されているシグマ 山木社長インタビュー記事を再構成して掲載しています。SD1 後継機に関して " ええ、あります。そう近くはないですが、それほど遠くでもないです。 " と後継機を開発中である事を示唆しています。

新製品に関連するコメントをピックアップしてみると…

  • Foveon 35mmフルサイズの要望はあるが、センサーを新しく開発となると膨大な費用がかかり、事業的判断をしなくてはならず、そう簡単にはいかない
  • ユーザーからの動画撮影機能の要望は少ない
  • SD1 後継機 : ええ、あります。そう近くはないですが、それほど遠くでもないです
  • ミラーレスをやる予定はありません
  • DPシリーズでのズームの予定はありません
  • Foveonフルサイズセンサー : 確かにご要望はいただいておりますが、実際に開発するかどうかとなると、システム全体のことや将来的な発展性のことも考慮しなければならないので簡単ではない
  • アオリ機構を備えた交換レンズ開発の予定はなく、気になっているが他にリニューアルしたいレンズがヤマほどある
  • F2.8よりも明るい大口径ズームレンズは、物理的な制約も多く最先端の技術を投入しないと望んだような製品は望めない (絞り開放から使える事が必須)
  • 24-70mm F2を開発するとはひとことも言っていない(笑)

インタビュアでもある写真家 田中希美男氏のブログにも今回の山木社長インタビューに関したこぼれ話が掲載されていて、こちらではもっとダイレクトな表現で、Foveon フルサイズセンサーとミラーレス機をやるつもりがない趣旨が語られています。

今回のインタビュー記事を読んでみると、レンズ開発・設計にあたって、今後描画性能が進歩するスピードは緩やかになっていくコメントがあり、" 優れたガラス " " 光学設計の進化 " " 製造技術 " などの進化の必要性を挙げているのが個人的に印象的でした。