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シグマ X3 Foveonセンサー プロトタイプを開発中で今年中に利用可能になる模様

米国シグマが、山木社長 インタビュー動画を公開しました。この中で個人的に興味深かった3つのポイントをピックアップしてみました。それでは一緒に見ていきましょう。

Foveonセンサー開発の進捗状況

Foveon
Foveon

Foveonセンサーのファンは多く存在し、2022年2月に3層センサーの開発に取り組んでいる声明をリリースしましたが、状況的にアップデートはあるのでしょうか?という質問に対して…

  • 我々は依然開発中であり、3層のFoveon X3センサーのプロトタイプに取り組んでいる
  • このセンサーは、今年中に利用可能になるはず
  • Foveon X3センサーは汎用性の高いセンサーではなく、暗所パフォーマンスなどの短所がある
  • しかし光量がいき渡っている場合、このカメラは非常に美しく素晴らしい写真が生成可能である

山木社長は「個人的にも新型センサーが欲しい」ともコメント。どうやら今年中にFoveon X3センサーのプロトタイプは完成しそうな感じで、CP+2023あたりで開発の進捗具合のプレスリリースがあるかもしれません。ちなみにこのFoveon X3センサーはフルサイズセンサーで、Lマウント Foveon フルサイズ機の登場を心待ちにしているシグマ・ユーザーさんは多いのではないでしょうか。

Iシリーズのラインアップは拡充する

Iシリーズ

Iシリーズは現在7本ラインアップしていますが、今後も新レンズの構想はあるのでしょうか?、それともこれでラインアップは完成しているのでしょうか?という質問に対して…

  • 我々はIシリーズの製品ラインアップを継続的に拡充させていく
  • ユニークなレンズであるが、非常に高品質なレンズであり、ミラーレスカメラに特化したレンズである

ミラーレスカメラはデジタル一眼レフカメラよりもコンパクトなボディだけにコンパクトなレンズも必要で、品質を落したくない顧客も存在し、Iシリーズはすべて金属パーツで構築しているので高品質なフィールをもたらしてくれるとも語っています。

デジタル一眼レフ用レンズのサポートは続ける

一眼レフ用レンズ

現在でもデジタル一眼レフカメラで撮影する顧客が多く、デジタル一眼レフカメラは依然よく売れていますが、シグマは一眼レフ用レンズの開発は継続するのですか?、少なくともデジタル一眼レフ ユーザーをサポートしていくのでしょうか?という質問に対して…

  • もちろん
  • 依然デジタル一眼レフを使用する多くのフォトグラファーやまだデジタル一眼レフを購入している一部のフォトグラファーがいる
  • デジタル一眼レフカメラは非常に頑丈なボディに仕上がっているので個人的にデジタル一眼レフカメラを気に入っており、顧客はできるだけ長くデジタル一眼レフカメラを使ってもらえればと思う
  • シグマとして、要望があれば可能な限りこれらのフォトグラファーをサポートしていく予定

一眼レフ用レンズの " 開発 " についても言及はなかったものの、サポートは引き続き継続していく方向性である事が伺えます。