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シグマ山木社長「新しいDSLRが市場投入されなければ、3~5年で置き替えられる可能性がある」

dpreviewが、CP+2023 シグマ山木社長インタビュー記事を掲載しました。今後のDSLR(デジタル一眼レフ)市場における質問で山木社長は興味深い発言をしています。

デジタル一眼レフ市場はいつまで続くと思いますか?

私は100%の確証があるわけではないですが、もし " 新しいデジタル一眼レフ " が市場投入されないのであれば、デジタル一眼レフは3~5年で(ミラーレスに)置き替えられるかもしれないと考えています。

しかしデジタル一眼レフ用レンズに関しては、需要がある限り我々は作り続けます。デジタル一眼レフは写真において依然素晴らしい画像品質を生み出しており、静止画を撮影するユーザーであればデジタル一眼レフに満足するはずと思っている。

今後新しいデジタル一眼レフが市場投入されない条件でデジタル一眼レフ市場の動向を語っていますが、山木社長は " 需要がある限り " デジタル一眼レフ用レンズの作り続ける方向である事も示唆。ただし今後はデジタル一眼レフ用の新レンズは登場しないないような気もします。

この他にも色々な質問に答えていますが、この数年のインタビューで語ってきた事と大きな差はない印象。

ちなみにCP+2023でCIPAはグローバルのミラーレスとデジタル一眼レフの構成比率を明らかにしており、日本や中国市場のミラーレス比率は80%を超え、欧米で59%がミラーレスになりつつある模様。