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シグマ「10-18mm F2.8 DC DN」発表 小型軽量APS-C超広角ズームレンズ

シグマが、APS-Cミラーレスカメラ対応 超広角ズームレンズ「10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary」の発表を行いました。対応マウントは、Lマウント・Eマウント・Xマウント。発売日は2023年10月26日(木)を予定し、公式オンラインショップ売り出し価格(税込)は104,500円となっています。

10-18mm F2.8 DC DN

10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary 基本スペック

  • レンズ構成 : 10群13枚(FLD3枚、SLD1枚、非球面レンズ4枚)
  • 画角 : 109.7°-76.5°(APS-C)
  • 絞り羽根枚数 : 7枚(円形絞り)
  • 最小絞り : F22
  • 最短撮影距離 : ワイド端 11.6cm - テレ端19.1cm
  • 最大撮影倍率 : ワイド端 1:4 - テレ端 1:6.9
  • フィルターサイズ : φ67mm
  • サイズ Lマウント : φ72.2mm × 62.0mm
  • サイズ Eマウント : φ72.2mm × 64.0mm
  • サイズ Xマウント : φ72.2mm × 64.3mm
  • 質量 Lマウント : 260g
  • 質量 Eマウント : 255g
  • 質量 Xマウント : 250g

世界最小最軽量APS-C用超広角ズームレンズ
「10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary」はAF対応、APS-Cミラーレスカメラ用、F2.8通しのズームレンズとして " 世界最小最軽量APS-C用超広角ズームレンズ " とのこと。Xマウント用が一番軽量で250gとなっています。フィルター径はφ67mm。超広角ズームレンズながらも結構寄れそうな最短撮影距離を実現しており、超広角レンズでぐぐっと寄った静止画は迫力が出るし、動画だとVlog用途だと威力を発揮するかもしれません。

インナーフォーカス
製品ページを見て少し驚いたのですが、特長一覧を見てみると " インナーフォーカス " である事が確認できます。

静止画・動画に最適化した小型軽量レンズで高いシャープネスを実現
ちなみにフォーカス周りのモーターはステッピングモーターを採用。小型軽量コンセプトで動画用途に対しても最適化している模様。画質も気になるところですが " 各収差を良好に補正し、画面全体での高いシャープネスとF2.8の明るさをコンパクトなレンズ構成で実現 " と表現しています。

発売日と売り出し価格
これまでXレンズは少し遅れて発売される事が多い印象でしたが、今回はL/E/Xマウントすべて10月26日に発売され、シグマオンラインショップ売り出し価格(税込)は104,500円となっています。

競合レンズ (質量 / サイズ / フィルター径)

  • ソニー E PZ 10-20mm F4 G … 178g / φ69.8x55.0mm / φ62mm
  • タムロン 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD … 335g / φ73x86.2mm / φ67mm

Eマウントにおける競合レンズは上記の2本でしょうか。両レンズの公式オンラインストア価格(税込)は、ソニー「E PZ 10-20mm F4 G」が99,000円、タムロン「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Eマウント用)」は88,000円となっています。※2023年10月5日時点の価格