ホーム > カメラニュース 2013 > さらなるカメラ事業共同化でソニーが、享受できる可能性があるオリンパスの技術

さらなるカメラ事業共同化でソニーが、享受できる可能性があるオリンパスの技術

先日オリンパスの笹宏行社長がソニーとカメラ事業の共同化をさらに推し進める事を示唆したインタビュー記事が登場しましたが、Sony Alpha Rumorsがソニーがオリンパスから共有できる可能性がある技術についての思考を掲載しています。

  • オリンパスの笹宏行社長がインタビューで、ミラーレス市場においてソニーとの関係をさらに深める予定である事を語ったのだ
  • 両社が部品を共有することでコストを抑え、流通ネットワークも共有するのである
  • オリンパスが、ソニーに引き渡す可能性のある技術をリストアップしてみた
  • 偉大な5軸手振れ補正機構 (2014年2月に登場する新世代Aマウント機に採用されている可能性あり)
  • コントラストAFの技術
  • ズイコーレンズの光学設計
  • Jpegエンジン (ソニーのJpegエンジンよりわずかに優れている)
  • 耐低温ボディ設計 (OM-D E-M1で実装)
  • 今後のソニーカメラにとって実装された方が良い技術で、このリストは素晴らしいと言わざるを得ない

部品の共通化でどこまで共通化するのかで意味合いが変わってくるとは思いますが、モジュール単位で共通化される流れだとこのSony Alpha Rumorsが思考するようにオリンパスが売りにしている技術もソニーに供給することになるかと。

以前から5軸手振れ補正機構がソニー機採用されると噂されています。(α7/α7Rには採用されませんでしたが。) ソニーとしてみればレンズ技術はかなり手が出るほど欲しい技術なのかな~と感じます。こちらもすでに共同開発しているレンズが噂されているので、2014年に登場してくる新型カメラ&レンズは注目かも。

オリンパスからソニーへの技術供与に注目が集まりますが、ソニーからオリンパスへの技術供与ってないのでしょうか…センサー以外に動画絡みの技術をソニーから仕入れれば面白くなる思いますが、筆頭株主のソニーは拒否するのでしょうね。