ソニーとハッセルブラッドにとって H5D-50Cは、中判カメラ戦略の序章に過ぎない?
ハッセルブラッドの新型中判カメラ H5D-50Cが発表されましたが、Sony Alpha Rumorsはソニーがハッセルブラッド用にCMOSセンサーを製造する事により中判カメラ市場に参入し、そこで培った技術をフルサイズ市場に利用し、かつ安価な中判カメラの開発も視野に入れていると噂/思考しています。
- 以前が、ソニーがハッセルブラッド用CMOSセンサーを製造し中判カメラ市場に参入する情報(噂)を掲載したが、それが現実となったのである
- 間もなく発表されるハッセルブラッド H5D-50Cは、(5000万画素CMOSセンサーの内)100万ピクセルにつき1000ドルのコストがかかっていると思われ、つまり本体価格は50,000ドルでH5D-50の後継機的機種なのだ
- …が、情報源からとても興味深い側面があることも教えてもらているのだ
- 1) ハッセルブラッドとソニーは、かなり革新的な新センサーテクノロジーを開発中で、将来的に中判センサーとして造り込まれることなり、その一部の技術は下位のフルサイズセンサー市場にも利用されることになるだろう (素養の良い情報源からの情報である)
- 2) まだ決まった訳ではないのだが、可能性として、ハッセルブラッドとソニーはニコンとキヤノンのハイエンドフルサイズ市場にガチで対抗すべく、" 安価 " な中判カメラを登場させる可能性があるのだ
- 1)はほぼ確定に近い情報(噂)で、2)は単なる憶測であるが、みんながどう思っているのか興味があるのである (元記事でアンケートを実施)
以前ハッセルブラッドとソニーが中判カメラ用のセンサーを共同開発するという情報(噂)がありました。今回発表されたハッセルブラッド H5D-50Cが搭載している5000万画素CMOSセンサーがソニーと共同開発センサーなのかどうか…まだ詳細なスペックが発表されていないので分からないと思うのですが、文章を読む限りすでにSony Alpha Rumorsはこのセンサーがソニー絡みのセンサーであると掴んでいるようです。
ニコンとキヤノンのフルサイズ機に対して安価な中判カメラをぶつけてくるという推測が掲載されていますが、とくにキヤノンが中判カメラ市場に参入するという噂(現時点でフォトキナ 2014で開発発表すると噂されています)もあり、中判カメラ同士で新たなシェア争いが始まる可能性はあるのかな~と少し思います。