ソニーが、アクティブピクセルカラーサンプリング センサーで革命を起こす?
Sony Alpha Rumorsが、これまでのセンサーはベイヤーセンサーが主流だったが、ソニーが2015年に1画素でフルカラーを情報を得ることが出来る " アクティブピクセルカラーサンプリング センサー / APCSセンサー " を発表すると噂しています。最初に登場してくるのは、1.5インチ 480万画素センサーだそうです。※Update : 追加情報が掲載されました。
ソニーはベイヤー配列センサーを葬り去る
- 上記のスペックシートが本当ならば、写真業界に変革が起こる
- ソニーが 2015年に " アクティブピクセルカラーサンプリング センサー / APCSセンサー " の発表を予定していて、RGBベイヤーセンサーからサヨナラを告げるからである
- スペックシートには1.5インチ 480万画素センサーと記述されている
- (センサーサイズや画素数が?)低すぎると思っているユーザーもいると思うが、これはビッグニュースなのである
1つのピクセルで電子移動カラーフィルターの助けを借りてフルカラーを実現している
- 実はセンサーの詳細は何も書かれていないのである
- しかし、2x2 4画素 RGBGのセットを1画素として色情報を得るベイヤー配列の代わりに、APCSセンサーはすべての画素ひとつひとつが、フルカラー情報を得るのだ
- このセンサーはベイヤーセンサーとは違い補間の必要性はない
- だからこの4倍の解像度を実現している480万画素センサーは、99%のカメラが採用しているベイヤー配列の1920万画素センサーに匹敵する
- これはシグマがDPシリーズで採用しているFoveonセンサーよりも先進的なソリューションといえるのだ
- シグマのFoveonセンサーはRGB 3層構造センサーなのだが、ノイズに弱いセンサーなのだ
このAPCSセンサー設計の長所
- 同じ解像度のベイヤーセンサーと比べるとピクセルサイズが4倍になる
- これにより広いダイナミックレンジと低ノイズを実現可能になる ( ISO高感度耐性は、α7Sを上回る可能性あり )
- モアレの心配もないし、ローパスフィルターの必要もない ( シャープネスの増加 )
- 高画素センサーが可能になる
- たとえば、α7RのRGB配列の3600万画素センサーと同じセンサーサイズでAPCSセンサーを造ると、理論的に14400万画素センサーになる
- ピクセル数も抑えられるのでデータの読み出しや処理も高速化できる
APCSセンサー 動画におけるポイント
- 動画撮影時、電子グローバルシャッターでゼリー効果を無効化できる
- 2K 16000fps が可能 ちなみに4Kハイスピードカメラ Arri Phantom Flexは1000fpsを実現している
どの機種から採用されるのか
- まずスマートフォン XPERIA Z4に採用されると思われる
- その後、Aマウント APS-C と フルサイズ機に同じ技術を投入したセンサーが採用されるのではないだろうか
センサーの導入時期
- 信頼できる情報源が、このまったく新しいセンサー技術は、は2015年末~2016年初旬の間際に導入されると教えてくれた
ざっくり抜き出すとこんな感じでしょうか。
Sony Alpha Rumorsはこの情報(噂)にかなり自信を持っているようで、 " SR4 " をレートを付けていて、" この噂が真実だと強く感じている " と言い切っています。信頼できる情報源から " SR5 " の情報待ちだそうです。
噂サイトのレートはあってないようなもので、以前Sony Alpha Rumorsも " SR5 " や " SR4 " のレートを付けておきながら結局ガセだった事もあるので、冷静に追加情報(噂)待ちというところでしょうか。