ソニー 噂のAPCSセンサーは、動画用センサーだとEOSHDが断言
先日ソニーの次世代センサー アクティブピクセルカラーサンプリング センサー (APCSセンサー)の情報(噂)が急浮上しましたが、Sony Alpha Rumorsがさらなる追加情報(噂)を掲載、それを受けてEOSHDが " このセンサーは、静止画用ではなく動画用センサー " で絶対的な確信があると掲載しています。
Sony Alpha Rumorsの追加情報(噂)は…
- シグマ Foveonセンサーの3層構造とは違い、1層・1画素ですべての色相情報を得る事ができる
- 水平に移動するRGBカラーフィルターが採用されていて、移動するごとに3回露光し、R・G・B それぞれの色情報を得る構造となっている
- ISO51200でダイナミックレンジ 127,69DBを実現している
- これあくまでもスペックシート上の数値ではあるが、APCSセンサーは1ピクセルでフルカラー情報を得る事が可能で、従来型のRGBベイヤーセンサーよりも大きなピクセルサイズを実現し、ノイズが軽減され、さらに解像度向上が可能になる
- モアレの心配もないのでローパスレス仕様で、グローバルシャッターはゼリー効果を無効化し、このセンサーはすごいとになる
- ただ3回露光させる方式が、動体撮影や長時間露光にどう対応しているのか疑問が残る
- まあおそらくソニーは、対処方法をすでにつかんでいのではないだろうか
今回は、このセンサーの仕組みが少し分かる情報(噂)となっています。ただ今回ちょっと変化した箇所があり、前回は " この1.5インチ APCSセンサーはスマートフォン XPERIA Z4に採用され、その後Aマウント機に採用されていく " と大きくぶち上げていましたが、今回は " 2015年初旬にビデオカムに採用される可能性が高い " と何気なく軌道修正しているところも注目です。
EOSHDのAPCSセンサー記事は…
" このセンサーは、静止画用ではなく動画用センサー " で絶対的な確信があると言い切っていています。1.5インチセンサーはスマートフォンに使用するには大きすぎるし、熱問題やデータを処理するための高速CPUを搭載する事は簡単ではないとコメントしています。
今回登場した仕様を見る限り、ハイスピードシネカメラ用のセンサーで、 アクティブピクセルカラーサンプリング技術は小型センサー用の技術として捉えているようです。EOSHDの記事は、動画に詳しい方ならより詳細にこのセンサーの素養が分かる記事になっている印象です。