ソニーが4400億円規模の調達を発表 デバイス部門に調達資金を投入へ
ソニーは先日開催された株主総会で " デバイス分野 " に対しさらなる投資を行う方針を示しましたが、今回 7月中に最大 " 4400億円 " を調達しデバイス部門に調達資金を投入していくと日本経済新聞が伝えています。
オフィシャルにプレスリリース(PDFファイル)が公開されていて…
本資金調達の目的は、成長に向けた投資資金の確保と財務基盤の強化です。当社が強みを持つ分野に積極的かつ集中的に投資する資金を得るとともに、株主資本を拡充することで今後の更なる投資余力を確保します。
今回の新株式発行による調達資金は、デバイス分野の積層型CMOSイメージセンサーの生産能力増強及び研究開発費に充当する予定であり、この設備投資及び研究開発を通じ、更なる収益の拡大を目指してまいります。また、新株予約権付社債による調達資金は、デバイス分野の設備投資資金及び負債の返済に充当する予定です。新株予約権付社債による調達については、当面の株式価値の希薄化を抑制しつつ、ゼロ・クーポンで発行することにより、低コストの長期安定資金を確保することを企図しております。
…となっています。調達資金は主に積層型CMOSイメージセンサーの生産能力増強と研究開発に投じる予定のようです。