ソニー 1秒 1000コマ撮影可能なセンサーモジュールを開発中
ブルームバーグが、ソニーが1秒間に最大1000コマ読み取る事が可能なセンサーを開発中であると伝えています。日産自動車、東京大学、同大学発ベンチャーのエクスビジョンと認識の速度に注目した研究を勧めていて、将来的に自動運転車、ロボット制御、3次元(3D)距離計測分野での活用が想定されているそうです。
- ソニーは認識速度の観点で作り直し、スマホの次となる新たなセンサー市場開拓に乗り出した
- 認識の速度に注目した研究を日産自動車 、東京大学、同大学発ベンチャーのエクスビジョンと共同で進めている
- 将来の自動運転車やロボット制御、3次元(3D)距離計測などへの活用が想定されている技術
- " 人が見ているものを全部機械に置き換え、人に見えないものも見える世界 "
- 肉眼で通常認識できるのは1秒で30-60コマの画像だが、ソニーは1秒に最大1000コマを読み取る画像センサーのモジュール開発を目指している
すでにソニーは2014年に " 車載カメラ専用CMOSセンサー " の開発を発表し、2015年12月に量産開始される予定になっています。ソニーは、ネットワークカメラ市場に対しても本格的な動きを見せていて、デジタルカメラやスマートフォン用カメラモジュールだけでないセンサービジネスが拡大しそうは気配です。BtoBへの動きが強まっている気がします。
2016年9月までに積層型CMOS画像センサーに1880億円の投資を実施する予定であることも掲載されています。現在デジタルカメラ 1億台 / スマートフォン 10億台 のセンサー市場規模から将来的に " 100億台規模 " の市場(拡大)を目指しているそうです。