ソニーが、東芝半導体製造設備等の譲渡の正式契約を締結したと発表
以前 " 東芝がセンサー事業から撤退しソニーに半導体事業を譲渡する " 情報が登場しましたが、ソニーが本日12月4日に正式契約を締結した事を発表しました。
本日、ソニー株式会社（以下、ソニー）及び株式会社東芝（以下、東芝）は、2015年10月28日にソニーと東芝との間で締結した意向確認書にもとづき、東芝が主に大分工場内に所有する一部の半導体製造関連施設、設備及びその他関連資産のソニー及びソニーの完全子会社であるソニーセミコンダクタ株式会社（以下、SCK）への譲渡（以下、本件譲渡）につき、正式契約を締結しました。
東芝からソニー及びSCKへ譲渡される設備は、主に東芝の大分工場の300mmウェーハ生産ラインの半導体製造関連施設、設備及びその他関連資産で、本件譲渡にともなう譲渡金額は190億円です。本件譲渡は、関係当局の必要な承認及び認可を条件として2016年3月末日までに行われる予定です。
ソニー及びSCKが譲渡を受ける大分工場の半導体製造関連施設は、本件譲渡完了後、SCKの製造拠点の一つとして、主にCMOSイメージセンサーの製造に使用する予定です。 なお、本件譲渡の対象となっている施設及び設備での製造、並びにCMOSイメージセンサーの設計などに関わっている東芝及びその関係会社の社員（約1,100名）については、本件譲渡完了にともない、ソニーグループで雇用を受け入れる調整を行っていきます。※プレスリリースより