ソニーが、FE 100mm F2.8 STF と FE 85mm F1.8 を海外先行発表
ソニーが、APDフィルター(アポダイゼーションレンズエレメント)を採用し美しいボケ味を実現した中望遠レンズ FE 100mm F2.8 STF GM OSS と 価格を抑え小型軽量化を目指したレンズ FE 85mm F1.8 を海外先行発表しました。英国ソニーには、製品ページやプレスリリースに情報が掲載されています。※Update : 国内発表されました。
FE 100mm F2.8 STF GM OSS | SEL100F28GM
- 焦点距離 : 100mm (APS-C 150mm)
- レンズ構成 : 10群13枚
- 画角 : 35mm 24° APS-C 16°
- 開放絞り : F2.8
- 最小絞り : F20
- 絞り羽根 : 11枚 (円形絞り)
- 最短撮影距離 : 85cm (0.85m-∞ ポジション) / 57cm (0.57m-1.0m ポジション)
- 最大撮影倍率 : 0.14倍 (0.85m-∞ ポジション) / 0.25倍 (0.57m-1.0m ポジション)
- フィルター径 : 72mm
- 手ブレ補正 : OSS
- サイズ : 85.2 x 118.1mm
- 質量 : 700g
新たなGMレンズで、以前から噂され期待されていたSTFレンズになります。プレスリリースには、卓越したシャープネスを維持しながらも、本当に他に類を見ない壮大なボケ味を実現し、ファッション・ネイチャー・ウエディング フォトグラファーなどにとって強力なツールになると掲載されています。
絞り羽根は11枚で、何と言ってもAPDフィルター(アポダイゼーションレンズエレメント)の存在が大きいレンズで、コントラストAF / 像面位相差AFに対応している模様。
フルスペックシートが掲載されソニーグローバルサイトの方にサンプル画像が公開されています。他にもレンズ構成図・MTFチャートをはじめ詳細な解説も確認できます。
- 焦点距離 : 85mm (APS-C 127.5mm)
- レンズ構成 : 8群9枚
- 画角 : 35mm 29° APS-C 19°
- 開放絞り : F1.8
- 最小絞り : F22
- 絞り羽根 : 9枚 (円形絞り)
- 最短撮影距離 : 80cm
- 最大撮影倍率 : 0.13倍
- フィルター径 : 67mm
- 手ブレ補正 : なし
- サイズ : 78 x 82mm
- 質量 : 371g
お手頃価格でどちらかというと初心者向きなレンズですが、小型軽量化を実現し非常に汎用性の高いレンズに仕上がっている模様。85mmという焦点距離とF1.8のF値で卓越したシャープネスと柔らかいボケ味のポートレートが撮影可能とプレスリリースに掲載されています。絞り羽根は9枚(円形絞り)とのこと。
こちらもフルスペックシートが掲載され、ソニーグローバルサイトの方にサンプル画像が公開されています。
加えて新型フラッシュ HVL-F45RM も発表されました。元々ソニーは海外先行発表する傾向がありますが、CP+ 2017が今月開催なのに海外先行発表するスタンスは複雑な気持ちになります。国内発表が待たれます。