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ソニー リアルタイム瞳AFとトラッキング性能は、α6400よりもα9の方が上

Imaging Resourceが、ソニーの次世代に突入したリアルタイム瞳AFとリアルタムトラッキングに関するインプレッション記事を掲載しました。

個人的に興味深く感じたポイントを2つピックアップしようと思います。

リアルタイム瞳AFとトラッキング性能は、α6400よりもα9の方が上

海外メディア向けのα6400のローンチイベントでは、すでにα9 Ver.5.0(ベータ版)も貸し出され一足早くα9でもリアルタイム瞳AFとリアルタイムトラッキングを試す事が可能でした。やはりリアルタイムで被写体情報を処理する必要がある両機能は、カメラの自体の馬力(ハードウェア)に異存するためα9と比べるとα6400は処理能力が不足している模様。実際撮影した時のフィーリングが全然違うそうで、エントリー機であるα6400とフラッグシップ機であるα9のパフォーマンスの差ははっきりしており、この機能を最大限に活かすにはα9が必要になりそうです。

ちなみにα9の強化ファームウェアアップデート Ver.5.0は2019年3月、Ver.6.0は2019年夏を予定しています。※Ver.6.0 : 動物瞳AFに対応

リアルタイム瞳AFとリアルタイムトラッキングは、個別に設定できない

リアルタイム瞳AF/リアルタイムトラッキングは連動して動作する事を前提に設計してあるので、別々に設定する事はできない模様。上記はソニー公式 リアルタイムトラッキング プロモーションムービーですが、女性が背中を向けている時は人物認証、振り向いた時点で顔認証、そして瞳を認証する流れで動作している事が分かります。ちなみにパナソニックの人体認識機能も顔・瞳認識AFと連動して動作する仕様です。

ちなみにTony Northrup氏によるリアルタイム瞳AF 合焦率は、α6400 98%、α9 100%となっています。