ソニー「ZV-1」は、最高のVlogカメラ このクラスのカメラで動画品質の高さは一目瞭然
ePHOTOzineが、ソニーのVLOGCAM「ZV-1」レビューとサンプル画像を掲載しました。「ZV-1」のVlogコンセプトと動画品質の高さを評価し、この価格帯における第一候補になり得るコンパクト機であると結論付けています。
ZV-1の長所
- 「背景ぼけ切り換え」機能は上手く機能する
- 動画撮影時のAF動作は非常に良い
- 動画撮影において並外れた性能を実現 (とにかく使える)
- 小型軽量
- 高速で確かなAF
- 良好な色再現性
- 良好なノイズ耐性
- ウインドスクリーン(モフモフ)付属 ※記事中の「Deadcat」はモフモフの事を指していると思いますが、間違えていたらごめんさい
ZV-1の短所
- 三脚の穴がバッテリー部分に近すぎるので、バッテリー/メモリーカード交換時、一回三脚を外す必要がある
- 長いメニューシステムは、まとまりがないように感じる
- 30/25fps PAL / NTSC の切り替えは、メモリーカードの交換/フォーマットを要求されてしまう
- フラッシュが内蔵されていない
- 画面が暗く、屋外で確認が難しい時がある
- MicroUSB接続
4つ星を獲得し「お勧め機種」に選出しています。「ZV-1」は、写真家をワクワクさせる事はないかもしれないが、Vlogと動画において「ZV-1」は、間違いなくこの価格帯における第一候補になり得ると選出理由を挙げています。
動画品質おいて欠点を見つけるのは難しいと評価。暗所シーンにおける撮影でも見栄えの良い動画品質を実現し、多くのミラーレス キットレンズより明るい開放F1.8レンズを採用しているので良好なボケ味を実現し、お金を出しただけの満足感を得る事ができると解説。
(4KではなくフルHDに)解像度は下がるがハイスピード撮影が可能で、動画撮影時のAFは高速で信頼性が高いと評価。加えて必要に応じて背景をクリアにしたり、背景をぼかしたい時に効果を得る事ができる「背景ぼけ切り換え」機能を搭載している事にも触れています。
「ZV-1」は、Vlogをはじめエントリーレベルの作品作りにおける、これまでで最高のコンパクトカメラであると結論付けています。出力される品質の高さは一目瞭然で、このカメラは素晴らしい映像をいとも簡単に撮影可能であると断言。
ISO感度耐性は…
- ISO80~ISO400/800 … 低ISO時は良好なノイズ耐性を実現
- ISO1600~ISO3200 … 感度を上げていくとノイズが増えて行くが使用可能なレベル、ただしディテールは失われるので、最大限にディテールのある画質を求めるなら低ISOを心掛ける必要がある
さらなるISO高感度域は、RAW現像、Web用途であればリサイズする事によって使用可能である事も解説していますが、その辺のところは自分次第の模様。
あと4K動画のクロップ具合が分かる比較画像も掲載。ブルーのアクティブ・スタビリゼーションは、光学+電子併用し回転方向対応したアクティブモード(動画時光学式手ブレ補正)になります。クロップ具合はパナソニック「G100」よりも少なくより広角な領域を得る事ができると判断しています。