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ソニー FE 24mm F2.8 G | FE 40mm F2.5 G | FE 50mm F2.5 G 発表 598ドル

ソニーが、小型軽量単焦点Gレンズ3本「FE 24mm F2.8 G」「FE 40mm F2.5 G」「FE 50mm F2.5 G」を正式発表しました。どれも質量200gを切り、サイズは同じ。米国量販店価格は、3本とも598ドルとなっています。

ソニーGレンズ

FE 24mm F2.8 G 基本スペック

  • 焦点距離 : 24mm / APS-C 36mm
  • レンズ構成 : 7群8枚
  • 画角 : 84° / APS-C 61°
  • 開放絞り : F2.8
  • 最小絞り : F22
  • 絞り羽根 : 7枚
  • 円形絞り : ○
  • 最短撮影距離 : AF 24cm / MF 18cm
  • 最大撮影倍率 : AF 0.13倍 / MF 0.19倍
  • フィルター径 : 49mm
  • サイズ : φ68x45mm
  • 質量 : 162g

FE 40mm F2.5 G 基本スペック

  • 焦点距離 : 40mm / APS-C 60mm
  • レンズ構成 : 9群9枚
  • 画角 : 57° / APS-C 39°
  • 開放絞り : F2.5
  • 最小絞り : F22
  • 絞り羽根 : 7枚
  • 円形絞り : ○
  • 最短撮影距離 : AF 28cm / MF 25cm
  • 最大撮影倍率 : AF 0.2倍 / MF 0.23倍
  • フィルター径 : 49mm
  • サイズ : φ68x45mm
  • 質量 : 173g

FE 50mm F2.5 G 基本スペック

  • 焦点距離 : 50mm / APS-C 75mm
  • レンズ構成 : 9群9枚
  • 画角 : 47° / APS-C 32°
  • 開放絞り : F2.5
  • 最小絞り : F22
  • 絞り羽根 : 7枚
  • 円形絞り : ○
  • 最短撮影距離 : AF 35cm / MF 31cm
  • 最大撮影倍率 : AF 0.18倍 / MF 0.21倍
  • フィルター径 : 49mm
  • サイズ : φ68x45mm
  • 質量 : 174g

ボディデザインは、タムロンのF2.8シリーズというよりシグマ Iシリーズのデザイン言語に近い印象。小型軽量な単焦点レンズながらも、絞りリング・フォーカスホールドボタン・AF/MF切り換えスイッチ・ 絞りリングクリック切り換えスイッチを採用し手抜き感はありません。デクリック機能を採用しているので動画撮影にも配慮した仕様と言えそうです。

サイズとフィルタ―径は同じ 質量はどれも200g以下

レンズサイズ

3本ともサイズはφ68x45mm、フィルター径49mmとなっており、質量はどれも200g以下となっており、ポケットサイズで取り回しと撮りまわしが良い小型軽量単焦点レンズに仕上がっている模様。

  • タムロン 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2 … Φ67mm / Φ73x64mm / 220g
  • タムロン 24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 … Φ67mm / Φ73x64mm / 215g
  • タムロン 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 … Φ67mm / Φ73x64mm / 210g
  • シグマ 24mm F3.5 DG DN … φ55mm / φ64x50.8mm / 230g
  • シグマ 35mm F2 DG DN … φ58mm / φ70x67.4mm / 325g
  • シグマ 45mm F2.8 DG DN … φ55mm / φ64.0x48.2mm / 227g

競合レンズになると思われるタムロンのF2.8シリーズとシグマのIシリーズよりも小型軽量の単焦点レンズに仕上がっている事が分かります。

プラボディではなく金属製ボディを採用

金属製ボディ

金属製ボディを採用し質感の良さもアピール。加えて防塵防滴に配慮した設計を施しています。こういう無塗装状態の金属ボディって物欲刺激しますよね。

レンズ構成図

レンズ構成図
  • FE 24mm F2.8 G … 7群8枚 (非球面レンズ3枚、EDレンズ1枚)
  • FE 40mm F2.5 G … 9群9枚 (非球面レンズ3枚)
  • FE 50mm F2.5 G … 9群9枚 (非球面レンズ2枚、EDレンズ1枚)

ソニーは「高度非球面AAレンズ」「超高度非球面XAレンズ」を持っていますが、一般的な非球面レンズを採用している模様。EDレンズは色収差を大幅に抑制するレンズになります。

MTF曲線

ソニー開発者

左側が開放、右側がF8まで絞った時のMTF曲線になります。一般的10本/mm曲線[6]が100%に近いほどコントラストがよくヌケの良いレンズになり、30本/mm曲線[7]の数値が高いほど高解像なレンズと言われています。※10本/mmのMTF特性が80%以上あれば優秀なレンズ、60%以上あれば満足できる画質が得られるとも言われています。

米国・英国発売時期と米国量販店売り出し価格

プレスリリースを見てみると米国では2021年5月発売予定、英国では2021年4月発売予定。B&Hがすでに予約を受け付けていて売り出し価格は598ドルで単純に日本円に換算すると約65,000円に。消費税込みで国内価格が10万円以下できれば7~8万円台になる事に期待です。