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DXOMARKが、ソニー α1 センサースコアを公開

DXOMARKが、ソニーのEマウント フラッグシップ機「α1」が搭載する5010万画素メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサーのセンサースコアを公開しました。

まず最初に…

ZV-E10

元記事は、この「α1」とキヤノン「EOS-1D X Mark III」そしてライカ「SL2-S」と比較しており個人的に少し違和感。「α1」は高画素ながらも高速連写30コマ/秒を実現し8K30p動画撮影も可能にしたソニーが新しく提案するフラッグシップ機。キヤノン「EOS-1D X Mark III」は連写性能重視の画素数抑え目2010万画素センサーを搭載し4K60pまで動画性能を引き上げたデジタル一眼レフでこれまでのスポーツ機の思想を踏襲したフラッグシップ機になります。しかもDXOMARKにはニコン「D6」のデータベースは無いので「α1」の比較対象は「α7/α9シリーズ」が一番良いのではないかと感じました。ここ数年のDXOMARKの更新はスマートフォン中心なので、デジタルカメラや交換レンズのデータベースの更新率が低くなりつつありデータベース上で比較しようと思うと古く感じる時も。

少なくともニコン「Z 9」やキヤノン「EOS R3」もしくは将来的に出てくるであろう「EOS R1」が登場してこないと「α1」と直接比較できる機種は存在しないような…あくまで個人的な印象ですが…^^;

ちなみに「EOS-1D X Mark III」と比較してみると、「α1」のダイナミックレンジ性能は同じ14.5 Evsを実現し、色深度は1.7bit上回り、ISO感度耐性は85ISOほど負けていますが、5000万画素センサーとしてみればISO感度耐性は良好な印象。※キヤノン「EOS-1D X Mark III」は2010万画素センサー搭載

α1 センサースコア

ソニー α1 センサースコア
  • 総合スコア : 98ポイント
  • 色深度 : 25.9bits
  • ダイナミックレンジ : 14.5 Evs
  • ISO高感度耐性 : 3163 ISO

DXOMARKのソニー「α1」評価

「α9」でソニーはフラッグシップシリーズを確立したと思いきや実はそうではなかった。このフラッグシップ機「α1」は、α9 / α7R / α7S シリーズの長所を1のパッケージにまとめた機種であると評価。当然ながら安価な機種にはならないとコメント。

「α1」は模範となる画素品質を実現し、パフォーマンス的に低画素「EOS-1D X Mark III」などのハイエンドセンサーとほぼ同等とのこと。元記事のタイトル通り5000万画素の高画素センサーを搭載しながらも1機種で画質とスピード性能を実現している感じでしょうか。

「α1」は、Eマウントだけに純正レンズラインアップが充実しており様々なジャンルと市場で活躍するプロにとって非常に魅力的な選択肢となり、意識高い系(愛好家)やアマチュアがウィッシュリストに追加する機種になるのではないかと結論付けています。