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ソニー「FR7」を発表 新たなシネマライン PTZカメラ

ソニーが、新たなシネマラインカメラ「FR7」を正式発表しました。リモートコントロール可能なPTZカメラ (パン・チルト・ズームが可能) で4Kフルサイズセンサーを搭載し、しかもレンズ交換式である事が大きな特長のシネマラインカメラに仕上がっています。

FR7

これまでのリモートコントロールカメラは、どちらかというとシネマというよりは、配信に重きをおいていた印象で身近なところだとオンライン授業やオンライン会議、規模が大きいものだとスタジアムやコンサート会場などの撮影・中継などで使用される事が多かったのではないでしょうか。

これまでのPTZカメラはレンズ固定式が主流でしたが、今回の「FR7」はレンズ交換式。しかも4Kフルサイズセンサーを搭載しています。1030万画素裏面照射型センサーを搭載しており、暗部にも強い仕様でシネマラインのカメラだけに「FX9」と「FX6」と同じ様に2種類の撮影モード Customモード / Cine EIモード を搭載しています。

FR7

記録面はCFexpress Type A メモリーカードに対応したデュアルスロットを採用し、16bit RAWデータ出力にも対応。シネマラインカメラだけにインターフェースが豊富。人気のS-CinetoneやS-Log3そしてS-Gamut3などを搭載しシネマのような映像表現を簡単かつ高品位に実現している事を製品ページでアピールしています。ちなみに電子式可変NDフィルターも搭載。

国内の「FR7」発売日は2022年11月を予定しており、希望小売価格(税込)はボディ単体が1,320,000円、FE PZ 28-135mm F4 G OSS付属モデルが1,617,000円となっています。