ソニー サイバーショット RX1 は、100%ツァイスを味わえて、Jpeg品質も最高
Steve Huff Photo が、ソニーのフルサイズ コンパクト機 サイバーショット RX1のレビューとサンプル画像を掲載しています。RX1は、レンズとセンサーの組み合わせが絶妙で、100%ツァイスレンズの良さを味わえるカメラで、Jpeg品質も最高レベルであると評価しています。
- RX1は、固定式35mm F2.0ツァイスレンズでフルサイズセンサーを採用したコンパクト機で、キヤノンとニコンが成しえなかったことを、ソニーがやり遂げたのだ
- ボディも性能もプロ使用に耐え得るカメラである
- 正直 内蔵EVFが非搭載であることに、がっかりしたのは事実
- …が、1週間使い続けるとこのカメラに対しての考え方が変わったのも確か
- フルサイズNEXを市場にすぐ投入しなかった事は正解で、現時点でフルサイズNEXを出したら、フルサイズに耐えれるレンズ不足や、おそらく遅いAFに周辺がソフトな描画、NEX-7より大きいボディになったに違いない (NEXの良さを奪ってしまう機種になったことだろう)
- 撮影に使用したRX1は製品版なのだが、富士フイルムのXシリーズがおもちゃに感じてしまう程、ボディの質感が高くて使う度に感激しちゃうのだ
- プレミアムギターは安価なギターと比べると軽く弾き鳴らしただけで良さが分かるが、RX1も同じで1枚撮るだけであらゆる光をフルサイズセンサーが受け止めダイナミックレンジ豊かな描画を叩き出す
- Jpeg品質もかなり良くて、これまでカメラの中で最高のJpeg品質かもしれない
- AFは、以前使ったテスト機にくらべて製品版は、AFスピードが改善されている
- MFも非常に良くて、富士フイルム XシリーズのMFを打ち負かす
- レンズリングに組み込まれている絞りダイヤルはクリック感があり、フォーカスリングはバターのように滑らかで、高品質なのだ
- MFの為にフォーカスピーキングが採用されているので、精度の高いフォーカスが可能
- 今回1週間撮り続けたが、なんとAF精度が100%で撮りミスなしでビックリ
- ツァイス 35mm F2.0は、Jpegでもシャープな描画で、ボケ味は非常にクリーミー
- はっきり言って、このレンズに不満は一切ない
- Jpeg撮って出しをするなら、歪み補正はOnにして撮影することをお奨めする
- やはりこのカメラだけにチューニングされたツァイスレンズだけに、シャープ感、ボケ味、色、ディテールすべてが、ツァイスしている (レンズとセンサーの組み合わせが最高)
- 背面モニタは、鮮明で日光の下でも使用可能
- 私にとって2012年のカメラ・オブ・ザ・イヤーは、このサイバーショット RX1で決まり
おぉ~かなり絶賛のレビューとなっています♪ プリプロダクション版のRX1のAFは少し難があったみたいですけど、製品版はそれが改善されているみたいですね。Steve Huff Photo は、以前にファーストインプレッションと表してサイバーショット RX1のISO高感度耐性の良さを評価したレビュー記事もありました。
何気にZeissレンズが、35mm F2.0だけにシャープ感とボケ味のバランスが良くて、モノクロの質感も魅力的。コントラストの出方も良いですよね~♪ 元記事には20枚以上のサンプル画像が掲載されているので、参考になるかと。
価格もプレミアムなフルサイズ・コンパクト機ですが、描画もプレミアムで価格も品質も描画もバランスが取れた機種なのかもしれませんね。