タムロンが、一気に3本の高倍率ズームレンズを発表　デジカメライフ

タムロンが、一気に3本の高倍率ズームレンズを発表

2014.06.19

タムロンが、マイクロフォーサーズ用高倍率ズームレンズ「14-150mm F/3.5-5.8 Di III (Model C001)」、フルサイズ用高倍率ズームレンズ「28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)」、EOS M用高倍率ズームレンズ「18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011)」を正式発表しました。

14-150mm F/3.5-5.8 Di III (マイクロフォーサーズ用)

モデル名 : C001
焦点距離 : 14-150mm（35mm 判画角換算 28-300mm）
明るさ : F/3.5-5.8
画角(対角画角) : 75度22分～8度15分
レンズ構成 : 13群17枚
最短撮影距離 : 0.5m (全ズーム域)
最大撮影倍率 : 1：3.8 (f=150mm 時：最短撮影距離 0.5m)
フィルター径 : φ52mm
長さ : 80.4mm
最大径 : φ63.5mm
質量 : 285g
絞り羽根 : 7枚 (円形絞り)
最小絞り : F/22

マイクロフォーサーズ用がようやく発表された感じです。映像系イベントで何度か参考出品はされていたものの " 計画中止？ " なんて噂された事もありました。その時にパナソニックがボディ内手振れ補正機構を採用していく可能性が理由のひとつとして挙げられていましたが、その影響なのかレンズ内手振れ補正機構(VC)は搭載されていないようです。

発売日は2014年6月26日で、価格は65,000円(税抜)となっています。

28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (フルサイズニコン/キヤノン/ソニー用)

モデル名 : A010
焦点距離 : 28-300mm
明るさ : F/3.5-6.3
画角 (対角画角) : 75度23分～8度15分＜35mm判フルサイズ一眼レフカメラ使用時＞
画角 (対角画角) : 52度58分～5度20分＜APS-Cサイズ相当デジタル一眼レフカメラ使用時＞
レンズ構成 : 15群19枚
最短撮影距離 : 0.49m (全ズーム域)
最大撮影倍率 : 1：3.5 (ｆ＝300mm時：最短撮影距離0.49m)
フィルター径 : φ67mm
最大径 : φ74.4mm
長さ : 96mm
質量 : 540g
絞り羽根 : 7枚 (円形絞り)
最小絞り : F/22-40

携帯性を重視したフルサイズ用高倍率ズームレンズで、タムロンの最新光学技術を投入していて、望遠側の色収差を低減しヌケの良い描画を実現しているそうです。BBARコーティングでフレア・ゴーストも大幅に制御し、超音波モーター(PZD)で快適なAFを実現、レンズ内手振れ補正機構(VC)でブレの無いシャープな画像を提供し、しかも防塵防滴仕様で完成度の高いフルサイズ用高倍率ズームレンズに仕上げたとプレスリリースに書かれていてタムロンの自信を伺う事ができます。

発売日は2014年6月26日で、価格は80,000円(税抜)となっています。ニコン/キヤノン用が同時発売で、ソニー用が後日発売されるそうです。

18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (EOS M用)

モデル名 : B011
焦点距離 : 18-200mm
明るさ : F/3.5-6.3
画角 (対角) : 75°33' ～ 7°59'
画角 (水平) : 65°36' ～ 6°38'
画角 (垂直) : 46°21' ～ 4°15'
レンズ構成 : 13群17枚
最短撮影距離 : 0.5m (ズーム全域)
最大撮影倍率 : 1：3.7 (ｆ＝200mm時：最短撮影距離0.5m)
フィルター径 : φ62mm
長さ : 96.7mm
最大径 : φ68mm
質量 : 460g
絞り羽根 : 7枚
最小絞り : F/22-40

個人的に結構意外だったのがこのレンズ。このレンズはすでにソニー Eマウント用が市場投入されていて、今回EOS M用が登場した感じです。EOS M純正のEF-Mレンズラインアップはまだ4本しかないので、このレンズに注目しているEOS Mユーザーさんもいるかと思います。高倍率ズームレンズではありませんが先日キヤノンは、望遠ズームレンズ EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM を発表していますから、望遠域のレンズの選択肢が広がった感じです。

発売日は2014年6月26日で、価格は80,000円(税抜)となっています。