タムロン 200人希望退職を募集 交換レンズ組立や研磨などを含む国内工場人員の40%
日本経済新聞が、タムロンが青森の2工場で200人の希望退職を募集した事を伝えています。通期の利益は前年比58%減になる事を見通していて、今後は人員構成の適正化と自動化による生産効率を図っていく模様。
- 交換レンズなど製造する青森2工場で200人の希望退職を募集
- 国内工場人員の約4割
タムロンは、9月にコロナの影響で年末まで青森工場を一部休業を年末まで延長する事を発表しましたが、今回は希望退職募集で需要の落ち込みが大きい事が伺えます。タムロンは11月1日創業70周年を迎えたばかり。
タムロンは、写真用のレンズだけではなく、産業用カメラをはじめ監視カメラや車載カメラだけでなく、医療やドローンなど様々な市場に参入しています。しかし写真分野は市場自体が縮小中で今年はコロナの影響もあり持ちこたえられなくなったきた事が伺えます。FEレンズが好調だっただけに…。
少しずつ経済が回復傾向にありますが、海外では第2波・第3波が来てもおかしくない報道があり、国内でも少しずつその兆候を感じる記事も見受けられます。