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タムロン「Xレンズ投入は顧客の要望と富士フイルムから仕様を開示してもらったから」

富士フイルムが、タムロンとのスペシャル対談動画「タムロン × 富士フイルム スペシャル対談 ~前編~」を公開しました。その中でタムロンがXマウント対応 高倍率ズームレンズ「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)」開発したきっかけを明らかにしています。

タムロンがXマウントをやろうと思ったきっかけは?

2018年に「28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)」を出しミラーレス用レンズを拡充してきたが、様々なマウントを所有しているユーザー様から「他のマウントにも展開できないのか? 作って欲しい。」といった要望をたくさんいただいており、その中で富士フイルムから仕様の方を開示していただき今回Xマウントを発売する事ができました。

トキナーを皮切りにコシナ(フォクトレンダー)がXマウントに参入し、今回タムロンも16.6倍 高倍率ズームレンズ「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)」でXマウントに参入しましたが、やはり富士フイルムからXマウント仕様が開示されていた事が分かります。タムロンは「28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)」を投入後Eマウントを中心に積極的にミラーレス用レンズを拡充してきましたが、今後タムロンのXマウントレンズがどのぐらいラインアップされていくのか注目です。

富士フイルム 上野隆氏は「毎回(ここまでの高倍率ズームレンズは)候補には上がるが、悩んでる内に今になってしまった。今回タムロンさんに出していただいたのでXマウントの魅力として1つのピースが埋まり我々としても嬉しく思っている。」とコメントしています。