タムロン「今後のモデルすべてにレンズカスタマイズ機能を搭載していく予定」
タムロンが、CP+2022に向けて「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」開発者インタビュー動画公開しました。この中で今後の新しいレンズの開発方針を明らかにしています。
最後のコーナーが「今後の新しいレンズの開発方針について」となっており、以下の事を語っています。※38:45あたりから
タムロンはこれからもお客様の声に耳を傾け、タムロンならではのユニークなレンズを開発していきたいと思っています。そしてこれからのレンズには、カスタマイズ機能をすべてのモデルに盛り込んでいきたいと思っており、光学性能の向上、AFスピードのさらなる最速化、そしてズームリング・フォーカスリングの操作性の改善、質感・グリップ感の改善などより一層改善していきたいと考えております。
特に " TAMRON Lens Utility " につきましては、まだ発展途上の技術なので皆さんの声・ご要望をお伺いして新たな機能に追加していきたいと考えております。
そして今後のモデルには、光学性能やAF性能の向上はもちろん、すべてのレンズにレンズカスタマイズ機能を搭載していく予定です。皆様から欲しいレンズやカスタマイズ機能のご要望をお待ちしています。
今回の動画の主役である「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」と「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」は " TAMRON Lens Utility " に対応済みでカスタマイズ可能なモデルとなっています。タムロンは今後すべてもモデルにレンズカスタマイズ機能を搭載する予定である事が伺えます。
- A-B フォーカス
- フォーカスプリセット
- フォーカスリング設定
- AF/MF切り替え
- フォーカスリングを絞りリングへ
- カメラボディ機能割り当て
- ファームウェアアップデート
現時点で上記のカスタマイズに対応していますが、今後顧客の要望に対応したカスタマイズ機能が搭載されるかもしれません。
今回の開発者インタビュー動画は「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」と「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」の開発へのこだわりやレンズへの想い、そして開発秘話など語っており、レンズ開発の背景を知る事でより愛着を持ってタムロンレンズに接する事ができるのではないでしょうか。
ちなみにタムロンは今年も5本程度の新レンズを予定しており、どのような交換レンズが市場に登場するのか楽しみです。あとマウントが増えるのかどうかも注目したいところ。