タムロン 20-40mm F/2.8 Di III VXD 開発発表 小型軽量で広角域までサポート
タムロンが、ソニー Eマウント用「20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)」の開発発表を行いました。ワイド端は超広角域である20mmから始まり、テレ端は標準域である40mmまでサポートした汎用性がある大口径標準ズームレンズに仕上がっているとのこと。
Model A062は、普段使いに最適な携帯性を徹底的に追求した、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応ソニー Eマウント用の、タムロンが提案する新たな大口径標準ズームレンズです。超広角20mmからはじまり、標準域の40mmまでをカバーしながら、クラス最小・最軽量のサイズ感を達成しています。ズーム全域で美しい写りも実現しており、静止画撮影だけでなく、Vlogなどの動画撮影にも活躍します。AF駆動には静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)を採用し、高速・高精度なAFを実現しています。さらに、広角端で最短撮影距離0.17m、最大撮影倍率1:3.8と近接撮影能力も高く、ワイドマクロのような撮影ができることも特長です。
Model A062は、静止画・動画問わず気軽に持ち出し撮影を楽しむことができる、今までにない新しい大口径標準ズームレンズです。※プレスリリースより
質量は365g、小型軽量で広角域から標準域まで楽しめるF2.8通しの標準ズームレンズに仕上がっており長さは86.5mmとのこと。静止画だけでなくVlogなどの動画用途の使用も提案しています。フィルター径は67mmを維持しており、ソニーカメラのファストハイブリッドAFや瞳AFなどの機能に対応し、簡易防滴構造に防汚コートも施しており、仕様面はいつものタムロンレンズといった感じでしょうか。
ワイド端の撮影最短距離が17cmで撮影最大倍率が1:3.8となっており、ワイドマクロ撮影を特長の1つに挙げています。TAMRON Lens Utilityにも対応。ズーム回転角が " 65° " で流れを止めないスムーズな撮影が可能としており、実際撮影した時のフィーリングが気になるところ。※テレ端の最短撮影距離は29cm
「TAMRON MAG」の方にこのレンズの3つ特長を解説した記事を掲載しています。
- 常にカメラに付けておける抜群の携帯性
- 20mm始まりの”大口径標準ズームレンズ”
- 気軽に楽しめる動画撮影
小型軽量コンセプト推しで日常使いから旅行まで撮影機会を逃さない広角から標準域まで楽しめる大口径標準ズームレンズに仕上がっており、ワイド端は風景、テレ端はF2.8通しのズームレンズだけにボケ味を活かしたスナップやポートレート撮影を提案しています。
もちろんVlogなどの動画撮影も気軽に楽しめる事をアピール。ワイド域の焦点距離は1mm違うだけで大きな違いですが、24mmではなく20mmの焦点距離はセルフィーに有効で、近接撮影能力も優れているだけにVlogと相性の良いレンズである事が伺えます。