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タムロン 年間決算発表 写真関連事業は大幅増益 2023年も5機種程度の新製品投入を示唆

タムロンが、年間決算 (2022年1月~12月) 決算発表を行いました。写真関連事業は大幅増益となっています。加えて今年も5機種程度の新製品を投入する事を示唆しています。

写真関連事業 Q1-Q4実績 (2022年1月~12月)

タムロン年間決算

写真関連事業は、売上高が前期比10%増となる43億円の増収となりまし た。

OEMも増収となりましたが、自社ブランドにおいて市場を牽引しているミラーレス用の新製品投入効果や、特に国内・中国市場が約40%増と好調に推移したことで、約40億円の増収となったことが要因です。

営業利益は、粗利率の向上に加えて、引き続き事業運営コストの適正化を 図ったことから約30%増の大幅増益となり、営業利益率は21年から更に上昇し24%台へと高めることができました。※決算説明会資料(ノート付き)より

  • 売上高 … 455億1,900万円
  • 営業利益 … 111億5,800万円

前年比で売上高は 412億5,700万円 → 455億1,900万円 に伸ばし、営業利益は 85億3,000万円 → 111億5,800万円 と大幅増益。日本と中国市場が好調である事が伺えます。。

カメラ市場においてミラーレスカメラは数量ベースで33%増、金額ベースでは61%増と大幅に推移。交換レンズの市場動向は、前年比で数量ベースで2%増、高付加価値品への需要の継続により金額ベースで29%増となったとのこと。※決算短信より

写真関連事業 2023年 通期計画 (2023年1月~12月)

タムロン2023

まずは写真関連事業ですが、OEMは横ばいを計画していますが、自社ブランドでは22年下期に投入した新機種の年間フル寄与、そして23年の新製品投入効果により、主に海外市場での売上増を図り、478億円の計画となりま す。

自社ブランドでは、ミラーレス用の売上構成比は2021年の約70%から2022年では77%に高まっていますが、2023年では約85%にまで引き上げ 、増収を図っていきます。

また、ウィズコロナによる展示会費用等の増加や海外強化による諸経費も増えることにはなりますが、引き続き24%台の高い利益率を確保し、増収増益を目指します。※決算説明会資料(ノート付き)より

  • 売上高 … 478億円
  • 営業利益 … 116億円

今年は世界的にインフレを抑えるために金利を上げた状態が続くために景気が落ちると言われていますが、タムロンの通期計画を見ると " 増収増益 " を目指している模様。海外でどこまで売上を伸ばせるのか鍵を握っている事が伺えます。

2023年も新レンズ5本程度投入予定

タムロンレンズ

現在までの自社ブランド新製品投入状況となりますが、ご覧のとおり、市場のミラーレス化を踏まえ、全てミラーレス用の製品を投入しています。

2022年には、7月に富士フイルムマウント用の2機種目となる標準ズ ーム、8月にはソニー Eマウント用の超望遠ズームレンズ 50-400mm VC VXD (A067)を発売しました。

9月にはタムロン初の「ニコンZマウントシステム」対応レンズ、70- 300mm RXD(A047)を発売し、対応マウントの拡充も図りました。

そして10月には、富士フイルムXマウント用の3機種目となる大口径標準ズームレンズ 150-500mm VC VXD(A057)、ソニー Eマウント用の大口径標準ズームレンズ 20-40mm F/2.8 VXD (A062)を発売しま した。

先ほど述べたとおり、23年はこれら新製品を拡販するとともに、毎年5機種程度の新製品投入の方針に沿って新製品を順次投入していきますのでご期待下さい。※決算説明会資料(ノート付き)より

このところタムロンは年に5本程度の新レンズ投入を続けており、今年も5本程度の新レンズを順次投入していく計画を明らかに。タムロンはソニー Eマウントだけでなく、富士フイルム Xマウントとニコン Zマウント用レンズの投入も開始しただけに、2023年にどのようなレンズが登場するのか楽しみです。