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タムロン 2023年上期決算発表 写真事業の営業利益率約28% 今年度新レンズをあと3本予定

タムロンが、2023年12月期第2四半期 (4月~6月の実績) 決算を発表しました。2023年上期連結実績を公開しており、写真関連事業の売上高は234億2,500万円、営業利益は65億600万円、営業利益率は約28%を達成したとのこと。

タムロン決算

タムロン写真関連事業 上期実績 ※2023年1月~6月の実績

  • 売上高 … 234億2,500万円
  • 営業利益 … 65億600万円
  • 営業利益率 … 27.8%

タムロン写真関連事業の2023年上期実績は、前年同期比と上期計画を上回る売上高・営業利益・営業利益率を達成。増収増益である事が伺えます。タムロンはここ数年ミラーレス用 交換レンズを積極的に投入しており、新製品投入効果もあり好調な模様。タムロンは基本的にソニーEマウントを中心にした製品展開ですが、富士フイルムXマウントやニコンZマウントなど対応マウントを増やしつつあります。

自社ブランド製品は、2021年10月発売の大口径望遠ズームレンズ 35-150mm F/2-2.8 V XD (A058)、大口径標準ズームレンズ28-75mm F/2.8 VXD G2 (A063)や、2022年発売機種では、9月に発売の超望遠ズー ムレンズ 50-400mm F/4.5-6.3 VC VXD(A067)、10月に発売の大口径標準ズームレンズ 20-40mm F/2.8 VXD (A062)、7月発売の富士フイルムXマウント用大口径標準ズームレンズ 17-70mm F/2.8 V C RXD (B070)等が業績を牽引し、ミラーレスカメラ用交換レンズ販売が好調に推移いたしました。なお、 A067、A062が世界的に権威のある写真映像関連製品の賞「TIPAアワード2023」を2機種同時に受賞し、10年連続受賞を達成するなど、高い評価を得ることができました。OEMは、前年同期では、カメラメーカーへの交換レンズの供給が好調に推移していたこともあり減収となりました。

このような結果、写真関連事業の売上高は234億25百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益は65億6百万円 (前年同期比12.8%増)と、増収増益となりました。※決算短信より

今年タムロンは、富士フイルムXマウント用「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060) 」を5月に発売。ニコンZマウント用「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)」を7月に発表し今秋の発売を予定しています。

タムロンは2023年に新レンズをあと3本発表予定

レンズロードマップ

タムロンは年間5本の新レンズを予定しており、すでに上記の2本のレンズを発表済み。残る3本のレンズは、どのようなレンズになるのでしょうか。本日「70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2」情報(噂)が登場したばかり。

タムロンからキヤノンRFマウント用レンズがいつ登場するのか、心待ちにしているユーザーさんは潜在的に多いのではないでしょうか。