オリンパス 12-50mm F3.5-6.3 は、ノイズリダクション Off で撮影する方が良い?
以前にもこのオリンパス OM-D E-M5 のキットレンズでもある標準ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ のレビューをこのコラムに書いたことがあるんですけど、使い続けて今回はふと思ったことを書こうかと♪ 前回にも書いたようにこの12-50mm F3.5-6.3はキットレンズとしては使いまわしの良いレンズなんですけが、やっぱりちょっと解像感がもうひとこえ欲しいというか、もうちょいっとヌケが良かったら最高なレンズなのに…って個人的に思わせるレンズなんですよ…でも悪いレンズではないので何気に歯がゆい感じもするレンズかも…w
もともとオリンパス機ってネットではノイズリダクションをOffにして、シャープネスを-2にしてする設定するコメントをいくつか見受けることがあり、今回ちょっとOM-D E-M5 のノイズリダクションをOffにして、12-50mm F3.5-6.3を試してみたんですよ。(シャープネスは、0のまま)
これは感覚的な部分も多いと思いますけど、やはりノイズリダクションをOffにすると解像するのは確かなようです。ファインダーや背面液晶を見ながら撮っている時に一番On/Offの違いを感じるかもしれません個人的に。
ただ撮った後にPCやMacでノイズリダクションをOffにした画像とノイズリダクションをOn(設定 : 弱)にした画像が絶対的に違うかといえば、そんなに差がない気もするんですよね…w まあ等倍表示すればノイズの出方が違うので差は分かりますけど。個人的には、どちらかというと撮ってる時のフィーリングの良さは好印象。ただし素養の良いソニー製の1600万画素センサーといえども高感度になってくると、Offだとノイズは増えてきます。
自分は基本Jpeg撮りでRAW撮りってあまりしないのですが、RAW撮りされる方はノイズリダクション Offの設定でも良いかもしれませんね。jpeg撮りの場合は個人的にちょっと迷います。12-50mm F3.5-6.3を使う頻度やシーンによっては、jpeg撮りでもノイズリダクション Off で良いかも♪
上の紫陽花は、アートフィルター : ポップアートで撮っているんですけど(ただしこれは12-50mmで撮影しておらず、LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.を使用しています)、やっぱりアートフィルターは極端なレタッチなのでノイズが浮き易いですから、ノイズリダクション Off だとちょっと背景ボケ味のところのノイズの浮きが早いような気もしますね。でも絶対的な差はないかと。
最近は、試しにM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ以外ののレンズを使用する時も、OM-D E-M5のノイズリダクションをOffでJpeg撮りで使っているんですが、Jpegレタッチの際、高感度で撮影されている画像は、メリハリ系のレタッチをしちゃうとすぐノイズが浮いてくるので、ちょっと悩みどころ…でも今月一杯は、どのレンズを使うときでもノイズリダクションは Off の設定で使い続けてみようかと。