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雑多なコラム

オリンパス 30mm F3.5 マクロでストリートスナップ その2

前回に引き続きオリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro でストリートスナップ。前回はシルエット撮りに焦点を当てましたが、今回は普通にストリートスナップという感じです。街中の写真ばかりというのも飽きちゃうと思いますので、フィールドで色々なシーンを撮ってみました。

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroでストリートスナップ
30mm 1/160秒 f/3.5 ISO-200 0.0EV

ストリートスナップをしていて、30mmマクロで思わず撮ってしまうのはウィンドウディスプレイではないでしょうか。今回は手前のラベルのボケ味を意識しながら撮ってみました。ボトルに写り込む周りの街並みが良い感じで写ってくれたかも。やっぱりこのレンズは、良い意味でも悪い意味でも見たまま素の写りという感じが強いです。元画像は緩めで暗部がかなり浮いた状態だったのでフォトショップでコントラストを強めました。

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroでストリートスナップ
30mm 1/800秒 f/3.5 ISO-200 0.0EV

縮小しているので少しシャープに見えていますが、相変わらず日向と日陰の描画の差を個人的に感じます。開放で撮っている事を差し引いても、日陰や曇りの日は全体的に緩い描写になり過ぎな気がすんですよね~個体差なのでしょうか。

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroでストリートスナップ
30mm 1/1250秒 f/6.3 ISO-200 0.0EV

草むらに入り込んでこういう写真も撮りたくなります。60mmマクロと比べると、周辺の被写体に関しては30mmマクロの方が取り回しが良いので、どんどん狙いたくなるシーンです。まあこのぐらいの距離感なら普通の単焦点レンズでも撮れますが…^^; その辺は気分です。自分の撮り方ではアンダーに撮れる事が多いので、これフォトショップで暗部を浮かせてます。元画像はほぼシルエット状態。

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroでストリートスナップ
30mm 1/1600秒 f/5.6 ISO-200 0.0EV

天気が良くて光がまわるシーンではマクロレンズらしいコントラストの高い描画が期待できます。このレンズ先程も書きましたが、曇りの日や日陰は思った以上にコントラストが緩くなるフィールがあるのです自分の場合。60mmマクロは天候や光の強さの違いで印象は変わらないのですが、この30mmマクロは少し気になります。

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroでストリートスナップ
30mm 1/250秒 f/3.5 ISO-200 0.0EV

自分の立ち位置は日陰で、ホームの先の建物の壁には光が差し込んでいるのですが、手前のガードレートと金網、奥のホームと建物とコントラスの差があり、この写真はかなり補正しています。こういうシーンは、もっとシャープネスが高くて硬い描写がお好みの方は、普通の単焦点レンズで狙った方が良いと思います。

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroでストリートスナップ
30mm 1/800秒 f/5.6 ISO-200 0.0EV

4,5回くらいストリートスナップしてみたのですが、ストリートスナップも可能だけど、やっぱりマクロ撮りしてなんぼのレンズな印象。ストリートスナップ時は、普通の単焦点レンズと差を感じてしまいます。まあマクロレンズなので当たり前かもしれませんが。フォーサーズ時代の50mmマクロと35mmマクロと同じように、60mmマクロとこの30mmマクロは違う味付けになっています。