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キヤノン EOS Kiss Mの4K動画機能は、明らかにおまけ程度

cinema5Dが、キヤノン EOS Kiss M (海外名 EOS M50) ハンズオンレビュー記事をテスト動画と共に掲載しました。cinema5Dだけに(4K)動画に焦点を当てたインプレッションで、4K動画は明らかに " 補足的な機能 " であると評価しています。

4K動画機能に関しては基本的に否定的なコメントが並んでいて…

  • 4K動画(UHD)撮影時、2.56倍クロップされる
  • 4K動画撮影時、デュアルピクセルCMOS AFは動作しない
  • ローリングシャッター現象が顕著 ※動画は4:30ぐらいからテストしています
  • C-Logのようなピクチャプロファイルは用意されていない

基本的に動画は " フルHD " で撮影する機種で、4Kは明らかに補足的な機能と判断しています。cinema5Dは映像系メディアなので動画中心のインプレッションですが、新RAWフォーマット[.CR3]に軽く触れ、EOS Kiss Mは基本的に写真カメラである事やフルHD撮影におけるデュアルピクセルCMOS AFのフォーカス性能は高く評価しています。コンセプト的にこのカメラのメインの使い方は、単なる家族ショットやV-Logでどちらも動画性能は " HD " で十分であると結論付けています。

今後きっちり日本語に翻訳した記事がciname5D JPの方に掲載されるのではないでしょうか。ちなみにこのEOS Kiss Mは " 国内ミラーレスシェア首位を目指す戦略モデル " で、加えてキヤノンは今年 " レンズ交換式カメラ シェア50% " を目指しています。