ホーム > カメラニュース 2018 > キヤノン「RFマウント APS-C カメラの可能性を検討中だが、詳細は言えない」

キヤノン「RFマウント APS-C カメラの可能性を検討中だが、詳細は言えない」

dpreviewが、キヤノン エンジニア陣 RFマウント インタビュー記事を掲載しました。大半は、EOS Rの仕様・技術・エルゴノミクスそして自由度の高いRFレンズ設計について語っていますが、最後にRFマウント APS-C カメラの可能性についた質問をしています。

EOS Rは始まりに過ぎない

「RFマウント APS-C カメラの可能性はあるのか?」という質問に対して " ノーコメント " だったそうですが、以下のように語っています。

  • それについて考えているが、詳細は答える事ができない

詳細は語っていませんが、エンジニア同士で行われた話し合いは前向きだった事が伺える記述も確認できます。

RFレンズ設計は自由度が高く「RF28-70mm F2L USMのようなレンズを比較的に簡単に作る事ができた。」語っています。シグマ 山木社長も以前のインタビュー記事で…

  • キヤノンの新RFレンズは、非常に強い印象を受けた
  • 「50mm F1.2」と「28-70mm F2」は、少しうらやましい
  • マウント径が大きくショートフランジバックだからこそ可能なレンズ

…と語っています。

dpreviewは、すでに「キヤノン EOS R」と「ニコン Z 7 」の最終的なレビュー記事に向けてサンプル画像やインプレッション記事を掲載しつつあり参考になりますが、他の海外映像系メディアよりも手厳しい指摘も見受けられます。特にEOS Rの " マルチファンクションバー " には否定的で、ほとんどのdpreviewスタッフが機能をOffにして使用したとのこと。ニコン Z7に関しては、AF追尾性能に関して評価していません。

ちなみにニコン Zマウントに関しては " APS-Cだとマウント径が大き過ぎるのではないか?」という憶測が登場すみです。キヤノンの場合は " EOS M " があるので、今後RFマウントの展開に注目です。