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海外でくすぶり続けるキヤノン EOS R1 スペック情報(噂) ガセか本物か

ライフではピックアップしませんでしたが、海外でキヤノン「EOS R1」スペック情報(噂)が登場し、ガセと言われながらも情報がくすぶり続けています。軽く時系列で追ってみましょう。

大元となった「EOS R1」スペック情報(噂)

  • 8500万画素 グローバルシャッター搭載 CMOSセンサー
  • 高速連写 8500万画素 20コマ/秒 2100万画素 40コマ/秒
  • センサー全域 Large Quad Pixel AF
  • ダイナミックレンジ 15.5 EV+
  • ISO160~1638400
  • 5軸手ブレ補正機構(IBIS) 9段分効果
  • 3.5インチ 933万ドット 1280nit 10-bit WCG RGB有機ELタッチパネル AE-AF120Hz
  • EVF 944万ドット 120Hz SuperSpeed AE-AF
  • 価格 8,500ドル

2021年3月4日
最初確かCanon Watchが掲載し話題になり、Canon Rumorsが " CR0 " のレートを付けガセ判定した事により騒ぎは落ち着いたのですが、再びこの噂がくすぶり出します。

2021年3月5日
ニコンがdpreviewのインタビュー記事で高画素積層型センサー搭載「Zミラーレス フラッグシップ機」を開発中で8Kに対応する可能性があり年内を予定している事を明らかに。噂が再燃したのは、このインタビュー記事の影響が大きいのではないでしょうか。

2021年3月6日
Canon Watchが情報(噂)を更新し、このスペックリストは(中国のSNS) Weiboに掲載されており、これを信じる根拠がある。噂を評価する時は、それを考慮に入れてくださいと掲載。

2021年3月7日
物議を醸す事が多い印象のトニー氏が満を持して(?)この「EOS R1」ネタに参戦。すでに10万再生を達成しています。Canon Rumorsの記事をベースにスペック解説といった感じでしょうか。

ソニーがEマウント フルサイズ フラッグシップ機「α1」を今月発売し、ニコンもZミラーレス フラッグシップ機を示唆しただけに、それに反応したキヤノン文学にも感じます。スペック通り出てきたとしても8,500ドルじゃ済まない気が…100万円超えそうな予感。

ソニーは「α1」にグローバルシャッターを搭載せず、最新インタビュー記事で…

  • フルサイズで使用するには設計・エンジニアリング・生産において課題がいくつか存在する
  • 現時点において新センサーを搭載した「α1」が、最も現実的なカメラ

…と語っています。キヤノンはマーケティング重視で民生カメラとして初めて8Kに対応した「EOS R5」を投入しましたが、さすがにプロ機で冒険をおかさない気がするのですが…技術的に目処が立っているのでしょうか。でもソニーよりも早く民生機でグローバルシャッターを初搭載したメーカーの称号も欲しそうな予感。あとIBISの9段分効果も地球の自転の関係もあるので現実的なのかどうか気になるところ。

Canon RumorsとCanon Watchは、時々情報(噂)の真偽についてぶつかる時があるので、今後の追加情報(噂)待ちといったところでしょうか。まだまだ様子見です。