キヤノン「EOS R3」発表 無双宣言 ただし搭載センサーを自社生産している文言なし
キヤノンが、RFマウント プロ・ハイアマモデル「EOS R3」を正式発表しました。キャッチコピーが「無双。」となっておりキヤノン自信が伺えます。2410万画素 裏面照射積層型CMOSセンサーを自社で新開発した事は明記していますが、自社生産している文言が見当たりません。※通常キヤノンは自社開発し自社生産している時は " 自社開発・自社生産 " という表現を使う事が多いです。
キヤノンが自社開発した「2410万画素 裏面照射積層型CMOSセンサー」を搭載し、描画エンジン「DIGIC X」を採用する事により高速化を果たし、電子シャッター高速連写 30コマ/秒、ブラックアウトフリー、6K60p RAW、ISO100~102400 (拡張ISO感度 ISO50 / ISO204800)、など高い性能を実現しているとのこと。
キャッチコピーが「無双。」と自信あり
昔キヤノンは「EOS M5」発売時に「いままでのミラーレスに満足しているか?」というキャッチコピーを使用し賛否両論が起こりましたが、今回「EOS R3」ではそれを超えて「無双。」と言い切ってしまうマーケティング。実に至高のキヤノンらしいキャッチコピー。
将来フラッグシップ機「EOS R1」が登場した時は「神。」なるのでしょうか。
搭載センサーは自社開発表記はあるものの " 自社生産 " の文言なし
上記はキヤノン「EOS R5」製品ページのスクリーンショットなのですが、キヤノンはEOSカメラにおいて搭載センサー " 自社開発・自社生産 " である事が基本的なラインであり上記にように " 自社開発・自社生産 " と表現する事が多く、「EOS-1D X Mark III」「EOS R6」「EOS 90D」などを見て分かる通りきっちり " 自社開発・自社生産 " と掲載しています。
「EOS R3」製品ページを見てみると " 自社で新開発 " と自社開発した事は明記してありますが、これまで一緒に併記していた " 自社生産 " の文言が見当たりません。開発中にに海外で " 自社生産である公式声明を確認した " 情報が登場しましたが、正式発表された今、製品ページにもプレスリリースにも " 自社生産 " の文言は無く、今後のインタビュー記事などでこのEOS初の2400万画素 裏面照射積層CMOSセンサーが、自社生産なのかどうか明らかになる事に期待です。
発売時期と価格(税込)
- 2021年11月下旬発売予定
- キヤノンオンラインショップ … 748,000円
キヤノンオンラインショップでは価格が明らかになっておりボディ単体で748,000円(税込)とのこと。予約受付開始は2021年9月16日 AM10:00からとなっています。このところ半導体をはじめ素材や部品の供給不足で製品自体の生産が制限的な可能性があり「EOS R3」を検討中の方は予約した方が良いかもしれません。
去年は「EOS R5」の断続的な供給不足が続き価格も下がりませんでしたから「EOS R3」も供給不足になったら価格はあまり下がらなさそうな予感。