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キヤノン CES2022 プロモーションムービーを公開 映像にカメラあり

米国キヤノンが CES2022 (1月5日~8日) に向けて「Canon CES 2022 - Welcome to Together Next」をYouTubeに公開しました。映像の中にカメラが登場してくるので1つ1つ見ながら雑談を少しだけ。

YouTubeの解説欄には「Welcome to Together Next! We are bringing technology to the forefront to connect you like never before! / " Together Next " にようこそ! 我々はこれまでにないカタチで皆さんを繋ぐために先端技術を導入しています!」と掲載しています。

EOS M200

「EOS M200」でしょうか、それとも別の機種なのでしょうか。先日キヤノン 御手洗冨士夫会長兼社長 CEOが、デジタル一眼レフ フラッグシップ機の開発・生産終了を示唆。エントリーからミドルクラスのデジタル一眼レフに関しては当面開発を生産を続けるとしていますが、そう遠くない未来 ミラーレスに一本化する方向性である事が伺えます。

そうなってくると「RFマウント APS-C ミラーレスカメラ」が2022年以降に登場する可能性が高まるのでEF-Mマウント「EOS M」シリーズの扱いがどうなるのか気になるところ。

キヤノンは監視カメラやWebカメラを使って遠隔地の従業員の業務を支援するソフトウエア「AMLOS」を開発しており「CES2022」でデモを行いそうな予感。キヤノン製だけでなく他社製の監視カメラやWebカメラにも対応している模様。画像認識や画像処理の技術を生かしたテレワーク需要を取り込むソフトウェアで、書類やホワイトボードなどの情報を画像として切り取り共有できる模様。

8K

キヤノンは国内外の日本の文化財の高精細複製品を制作し、全国の所蔵者および海外に渡る前に所有していた寺社および地方自治体に寄贈する「綴プロジェクト」を行っており、高精細な画像を撮影し自社製の大判プリンターで原寸大にプリントするプロジェクトになります。キヤノンは、この他にも8K市場拡大に向けて8K動画によるB2Bプロジェクトも進めています。CESは今ではB2B色が強いイベントだけにこの辺の両機もCES2022で提案してくるのではないでしょうか。

RFマウント VRレンズ「RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE」も登場。ほぼほぼB2B需要に応えるレンズであり、キヤノンとして需要拡大が見込めるのではれば将来的に「全天球カメラ」とかも計画するのかな?と思う事も。そうなってくると8Kでは足りなくなってくるので、将来的に12Kカメラなどのさらに高精細な画像・映像が撮影出来るEOSカメラが必要になってきます。

キヤノンはここ数年 主要な映像系イベントで「iNSPiC REC」「PowerShot ZOOM」「PowerShot PICK」のベースとなったプロトタイプやモックアップなどを積極的に参考展示してきているので今回のCES2022でも何かしら未発表製品が参考展示されるのかもしれません。