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キヤノン「EOS R8」「RF24-50mm」「EOS R50」「RF-S55-210mm」発表

キヤノンが、RFマウント フルサイズ ミラーレス機「EOS R8」とフルサイズ対応 標準ズームレンズ「RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM」、RFマウント APS-C ミラーレス機「EOS R50」とAPS-C対応 望遠ズームレンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」を正式発表しました。

EOS R8

EOS R8

プレスリリースを見る限り「EOS R6 Mark II」よりも下に位置する機種で小型軽量コンセプトのフルサイズミラーレス機になります。実質的に初代「EOS R」もしくは「EOS RP」を引き継ぐ機種なのかどうか気になるところ。

キヤノンは「EOS R6 Mark II」の高い基本性能を継承すると謳っており、高速高精度AF、優れた被写体認識性能、AF/AE追従 高速連写40コマ/秒 (電子シャッター時) などをアピール。動画性能においてもクロップなしの6Kオーバーサンプリングによる4K60やフルHD180pハイフレームレート撮影が可能な事も特長として挙げています。今回の「EOS R8」と上位機種である「EOS R6 Mark II」のサイズ(幅x高さx奥行き)と質量(バッテリー、メモリーカードを含む)を比較してみると…

  • EOR R6 Mark II… 138.4 × 98.4 × 88.4mm / 670g
  • EOS RP … 132.5 × 85.0 × 70.0mm / 485g
  • EOS R8 … 132.5 × 86.1 × 70.0mm / 461g

「EOS R8」は500gを切る質量で 幅x高x奥 すべて「EOS R6 Mark II」より小型なボディに仕上がっている事が確認できます。しかも「EOS RP」よりも軽量ボディ。ちなみに背面の可動式モニタは " バリアングル式 " を採用しています。2420万画素CMOSセンサーを搭載し、描画エンジンはDIGIC Xとのこと。

「EOS R8」の発売時期は2023年4月下旬。価格はオープンプライスですが、キヤノンオンラインショップですでに売り出し価格が掲載されておりボディ価格 264,000円(税込)となっています。予約受付開始は2月10日 AM10:00 とのこと。

RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM

RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM

「EOS R8」と同時に小型軽量コンセプトの標準ズームレンズ「RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM」も発表。フルサイズ対応の標準ズームレンズならも質量210gを実現しています。ISは4.5段分効果でボディ内手ブレ補正機構と協調制御で7.0段分効果を発揮するとのこと。リードスクリュータイプのステッピングモーター(STM)を採用する事で自然でなめらかな動画AFなど様々なシーンで快適な撮影を実現しているそうです。

テレ端

「RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM」の発売時期は2023年4月下旬を予定し、価格はオープン価格。キヤノンオンラインショップの売り出し価格は50,380円(税込)。予約受付開始は、2月10日 AM10:00 とのこと。

EOS R50

EOS R50

小型軽量コンセプトのRFマウント APS-C ミラーレス機「EOS R50」の登場です。どことなく「EOS M」シリーズのデザイン言語を感じさせるボディに仕上がっている印象。少なくとも「EOS R7」と「EOS R10」より下に位置する機種であり、エントリークラスのミラーレス機である事が伺えます。将来的に「EOS Kiss R」も登場する事になるのでしょうか。

「EOS R50」は6Kオーバーサンプリング4K30p動画撮影に対応しており、バリンアグル式モニタを採用。「EOS R50」のキャッチコピーは " てのひら本格ミラーレス " となっています。キヤノンは先日行われた決算発表で " すそ野を広げるモデル " の投入を示唆しており、今回の「EOS R8」と「EOS R50」がそのモデルの一部にあたるかもしれません。

カラーバリエーションは、ブラックととホワイトを用意。価格はオープン価格で発売時期は2023年3月下旬を予定しています。キヤノンオンラインショップのボディ売り出し価格は111,100円(税込)。予約受付開始は2月10日 AM10:00 を予定しています。

RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM

RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM

RF-Sレンズ初の望遠ズームレンズの登場です。これでRF-Sレンズラインアップは3本に。35mm換算で焦点距離は " 88-336mm " の望遠ズームレンズになります。キヤノンは、RFマウントになってから廉価版的なレンズにおいてF値を暗くするのに躊躇ない印象で " F5-7.1 " となっています。

しかし小型軽量モデルに仕上がっており、質量は " 270g " に抑えています。ISは4.5段分効果でボディ内手ブレ補正機構との協調制御で7.0段分の手ブレ補正効果を実現しているとのこと。こちらもリードスクリュータイプのステッピングモーター(STM)を採用する事で自然でなめらかな動画AFなど様々なシーンで快適な撮影を実現しているとのこと。

発売時期は2023年3月下旬、価格はオープン価格。キヤノンオンラインショップの売り出し価格は60,500円(税込)。2月10日 AM10:00 から予約受付開始となっています。