コシナの売上高は82億円 (2022年1月実績) RFマウント雑談も少しだけ
先日RFマウント「NOKTON 50mm F1 Aspherical」を正式発表したばかりのコシナですが、マイナビの求人ページに資本金や売上高が掲載されている事がに気が付きました。
コシナ 資本金と売上高(2022年1月実績)
- 資本金 … 6,850万円
- 売上高 … 82億円
ちなみにシグマ・ケンコートキナー・タムロンの売上高は…
- シグマ … 430億円
- ケンコートキナー … 174億円
- タムロン … 455億円
決算期(事業年度)が異なるので集計時期のズレはありますが、日本の4大サードパーティレンズ・メーカーの規模が何となく把握出来るのではないでしょうか。あとこの求人ページには、コシナの各事業所の概要も掲載されており、どの事業所が何を行っているのか把握できます。
国内サードパーティレンズメーカーとRFマウント
ついにコシナがRFマウント「NOKTON 50mm F1 Aspherical」を正式発表。このレンズはCP+2023で参考出品されていたので注目していたユーザーさんは多いのではないでしょうか。このレンズは電子接点によるボディ電気通信が可能で、Exif情報・ボディ内手ブレ補正・3種類のフォーカスアシスト機能に対応しているのでキヤノンからライセンスを受けたRFレンズと思われます。なんので今後シグマ・タムロン・トキナーからRFレンズが登場する事に期待してしまいます。
キヤノンの純正レンズとカニバりそうなサードパーティ製レンズはすぐに登場しないと思いますが、「NOKTON 50mm F1 Aspherical」のようなカニバらないレンズであれば、シグマ・タムロン・トキナーからRFレンズが登場する可能性はあるのではないでしょうか。
タムロンは「統合報告書 2023」で " 市場ニーズに即し、ソニー Eマウント、富士フイルム Xマウント、ニコン Zマウントの3マウントを展開していきます " と掲載しており、今年タムロンからRFマウントは登場しなさそうな気配。なので CP+2024 (2月22日~24日) あたりで動きがある事に期待してしまいます。
気になるのはシグマ。シグマはXレンズの展開を開始しましたが、まだ " Zレンズ " を展開しておらず、RFレンズがどうなるのか…Zレンズ → RFレンズの順番なのか、先にRFレンズが登場するのか色々想像してしまいます。シグマは10月5日に新製品発表を行いますが、今後のマウント展開にも注目したいところ。※「70-200mm F2.8 (E/Lマウント)」とAPS-C「10-18mm F2.8 DC DN (E/L/Xマウント)」の発表が噂されています。
トキナーは今年1月にAPS-C 超望遠MFレンズ3本を発表して以来、新レンズは登場しておらず、今年の動きは静かです。