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シグマ 過去10年間の業績 2013-2022 競業他社の2022年業績もチェック

シグマのリクルート・ページを見ていたら過去10年間の業績が掲載されている事に気が付きました。2022年の競業他社の実績も見てみましょう。※企業ごとに決算期(事業年度)が異なります。例えば、2022年1月~12月や2022年4月~2023年3月など

シグマ業績 2013-2022 (売上高/経常利益)

  • 2022 … 430億円 / 86億円 ※純利益は61億円
  • 2021 … 429億円 / 80億円
  • 2020 … 338億円 / 25億円
  • 2019 … 372億円 / 33億円
  • 2018 … 386億円 / 50億円
  • 2017 … 369億円 / 36億円
  • 2016 … 330億円 / 24億円
  • 2015 … 351億円 / 32億円
  • 2014 … 334億円 / 39億円
  • 2013 … 292億円 / 11億円

この10年で売上高は約1.4倍、経常利益は約7.8倍向上している事が確認できます。営業利益ではなく経常利益と表現しているので本業以外の損益も計上しており、リクルート・ページなので会社の正確な経営状況を掲載する事を優先している印象。

ちなみに一般的に営業利益の方が重要視されます。あと営業利益と純利益も違う利益指標となります。

ちなみに2021-2022年の売上高/経常利益が、爆上がりしている事が確認できます。シグマは未上場企業で公に決算発表を行わないので詳細は分かりませんが、ミラーレス市場の拡大、円安効果、製品単価の値上がりあたりで恩恵を受けているのではないでしょうか。

ここで気になってくるのが、シグマの業績が競業他社と比べてどうなのか…。企業ごとに決算期(事業年度)が異なるので多少のズレはありますが、タムロン写真関連事業の年間決算を見てみると…

  • 写真関連事業 … 売上高 455億1,900万円 / 営業利益 111億5,800万円

タムロン全体の売上高は634億円、写真関連事業の売上高は455億円となっています。ちなみにシグマの決算期は8月、タムロンの決算期は12月になります。

業界地図

あと日経版「業界地図」四季報版「業界地図」を見てみると、ケンコー・トキナーやツァイスの2022年の業績が確認できるので見てみましょう。

ケンコートキナー
  • ケンコー・トキナー 売上高 … 174億円 ※決算 2023年2月期

日経版「業界地図」にケンコー・トキナーの売上高が掲載されており、174億円とのこと。

  • カール・ツァイス 部門 売上高 … 2,310億円 (コンシューマー市場)

四季報版「業界地図」にカール・ツァイスのコンシューマー市場における売上高が掲載されており、2,310億円とのこと。個人的にカール・ツァイスは、スマートフォン用レンズにおける収益が気になるところ。ツァイス印のロイヤリティも。