DPReview TVによるベスト&ワースト カメラ・レンズ 2018 座談会動画
dpreview アワード 2018はすでに発表済みですが、YouTubeチャンネルであるDPReview TVが2018年の最高・最低カメラ&レンズを決める独自企画「DPReview TV: Best and Worst of 2018」を公開しました。
写真・カメラレンズ仲間が集まってお酒の席であーだこーだ言うような感じで、お酒を飲みながらベスト&ワースト カメラレンズを決めるほろ酔い企画で、観る側もお酒のつまみ的な感じで楽しむのが良いのかもしれません。
ベストレンズ 2018
- キヤノン RF50mm F1.2 L USM
- タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD Model A036
- ソニー FE 24mm F1.4 GM
3本の人気レンズが並びます。現時点でRFマウントを象徴する1本とFEレンズ2本が選ばれていて、3本ともコンセプトがはっきりしている印象。お酒を飲みながらの座談会(プレゼン)なのでRF50mm F1.2 L USMを1位に選出し評価しながらボロクソ言っています。タムロンレンズとソニーレンズは、ケチは付けず長所のみを解説。
ベストビデオカメラ 2018
- パナソニック GH5S
- ブラックマジックデザイン ポケットシネマカメラ 4K
- DJI Mavi Pro II
パナソニック GH5Sは、dpreview内で以前からかなり評価が高く、BMPCC4Kも抑えて1位に。この映像内で語っていませんが、GH5Sとα7 IIIの存在で富士フイルム XH-1の評価がイマヒトツ伸びなかった事も記憶に新しいところ。ちなみにdpreviewの手にBMPCC4K評価機がまだ渡っていない模様。
ベストカメラ 2018
- 富士フイルム X-T3
- ソニー α7 III
- ニコン Z 6
本家dpreview アワード 2018では次点だった " 富士フイルム X-T3 " がベストカメラに選ばれているのが面白いところではないでしょうか。
Z7を選出せずにZ6を選出した理由は2400万画素センサーが理に適っており、価格的なところと動画品質を評価しています。しかしAF性能に関しては否定的。α7 IIIは、動画性能とAF性能を絶賛。そして価格設定も評価しています。しかし素晴らしいカメラではあるが恋しているカメラはこれではない…と1位に富士フイルム X-T3を選出しています。
ワーストカメラ 2018
- ヤシカ Y35
- ペンタックス K-1 Mark II
- 富士フイルム XF10
- すべてのエントリークラス デジタル一眼レフカメラ(SLR)
ヤシカ Y35はKickstarterのバッカーからかなり批判を浴び特に海外で話題になりました。ペンタックス K-1 Mark IIに関しては、dpreview内では評価が低く、初代K-1のマイナーチェンジレベルに留まっていてアップグレードを推奨する事は難しいとレビュー記事を掲載していました。
富士フイルム XF10は、AFの遅さとX70の存在が大きい模様。K-1 Mark IIに対しては、革新的だった初代K-1と何も変わっておらずアップグレードする事はお勧めしないと再びコメント。
ワーストビデオカメラ 2018
- 富士フイルム X-T100
X-T100の4K映像は、4K15p止まりでそれが低評価に影響している模様。「動画を撮る人のためのビデオカメラではない」とコメント。
ワーストレンズ 2018
- ソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
- ニコン Zレンズ群
dpreviewは、現時点でRFマウントとZマウントに関しては手厳しい意見が目立ち、Zレンズ群をワーストレンズに挙げています。Z 50mm f/1.8 Sはシャープなレンズであると評価しながらもボケ味は醜いと指摘。E 18-135mm F3.5-5.6 OSSは、つまらないレンズ(がらくた)であると一蹴。