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BCNランキング 2022年Q1 交換レンズ 実売台数ランキング

BCN+Rが、BCNランキングにおける2022年Q1 (2022年1月~3月) に売れた台数ベースの交換レンズ ランキングを掲載しました。2022年Q1にどのような交換レンズが売れたのか一緒に見ていきましょう。

2022年Q1 交換レンズ 実売台数ランキング ※BCNランキング集計データ

  1. タムロン 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 Model A063
  2. タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD Model A071
  3. OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
  4. キヤノン EF50mm F1.8 STM
  5. シグマ 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary (ソニーEマウント)
  6. タムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD Model B061 (ソニーEマウント)
  7. キヤノン RF50mm F1.8 STM
  8. ニコン AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
  9. ソニー E 35mm F1.8 OSS
  10. 富士フイルム フジノンレンズ XF35mmF1.4 R

タムロンが1位と2位を獲得しており、Q1に最も数が出た交換レンズは第2世代の「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063)」だった事が確認できます。2位は高倍率ズームレンズ「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)」となっており、6位にもAPS-C対応「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)」がランクイン。やはりタムロンは特に高倍率ズームレンズが強い事が伺えます。

キヤノンの撒き餌レンズ「50mm F1.8」はRFマウントよりまだEFマウントの方が売れているようで少しビックリ。ちなみにマップカメラで2022年Q1に一番売れたレンズは「RF50mm F1.8 STM」でした。

ニコンはZマウントレンズでなくFマウント DXレンズ「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」がランクイン。ソニーもAPS-C用 単焦点レンズ「E 35mm F1.8 OSS」が9位にランクイン。富士フイルム「XF35mmF1.4 R」は10位。カメラ市場はフルサイズミラーレス市場がメインストリームとなっていますが、各カメラメーカーは今後のAPS-C市場をどう考えているのか気になるところ。

シグマの小型軽量コンセプト標準ズームレンズ「28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」が5位につけています。 OMデジタル「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」は以前価格が下がって話題になっていたような記憶があります。

ちなみにBCNランキングは量販店やネットショップのPOSデータベースを集計したランキングで、PCの場合は日本の店頭市場の約4割をカバーしていると言われていますが、カメラ&レンズが国内市場のどのくらいをカバーしているのか気になるところ。個人的にBCNランキングはどちらかというと市場の平均、ヨドバシカメラやマップカメラのランキングは愛好家(エンスー)の人気機種といった感じで見ています。