Bild Expo 会場マップ (フロアプラン) と新製品発表動向(噂)
B&Hが主催する「Bild Expo」の開催 (2025年6月17日-18日) が近づいてきたので会場マップ (フラロアプラン) を一緒に見ながら現時点における新製品発表情報(噂)を振り返りましょう。

ソニー・キヤノン・ニコン/RED・富士フイルム
3階の出展社フロア見てみると、日本のカメラメーカーはソニー・キヤノン・ニコン/RED・富士フイルムのブースの面積が大きい事が伺えます。ソニーは先日 Eマウント フルサイズ 映像制作用カメラ Cinema Line「FX2」を発表したばかり。ソニーは「BUILD expo」に向けてさらなる新製品発表を行うのかどうか気になるところ。今のところ2~3ヶ月以内にソニーが新型カメラ2機種の発表が噂されています。
富士フイルムは、中国 上海で「X Summit SHANGHAI 2025」を日本時間 6月12日 18:00 に開催予定。「X-E5」と「XF23mmパンケーキレンズ」の発表が期待されており、米国における新製品の初お披露目が「Bild Expo」富士フイルムブースになるかもしれません。今のところニコンとキヤノンが「Bild Expo」に向けて主要製品を発表しそうな噂は見かけません。

OMデジタル
OMデジタルも出展しています。追加情報(噂)はまだありませんが、OMデジタルが「Bild Expo」に向けて6月17日に新型カメラを発表するかもしれない噂があるだけに気になるところ。
ライカ
日本で開催されるCP+においてライカは不参加ですが、この「Bild Expo」に出展する事が伺えます。ライカブースは、ライカ単独ではなくLeitz Cineも出展している事がPDFに掲載されている出展リストから確認できます。ライカは今年「ライカI」誕生100周年を記念してワールドワイドで積極的に活動中。

リコー/ペンタックス
リコーイメージングもCP+不参加組ですが、何気に海外イベントではきっちり出展している印象。先日「GRIV」の開発発表が行われ、リコーブースは「GRIV」が主役になりそうな予感。「GRIV」追加情報公開に期待したいところ。あとペンタックス Kマウントは今年で50周年を迎えたので、何かしら動きがあると良いですよね。

シグマ・タムロン
シグマはAPS-C対応 DCレンズ「17-40mm F1.8 DC | Art」と「12mm F1.4 DC | Contemporary」の発表が期待されています。タムロンは「BUILD expo」に向けて新レンズを発表するのかどうか分かっていませんが、年間決算発表時に2025年は新レンズ6本を予定している事を明らかにしています。トキナーは、Tokina Photo (827) と Tokina Cinema (107) の2つブースを出展。

DJI/ハッセルブラッド
DJIとその傘下であるハッセルブラッドが合同出展。ハッセルブラッド 中判ミラーレスカメラ「X2DII」ボディ画像が米国FCC認証(アメリカ連邦通信委員会)に掲載され話題となっているだけに「Bild Expo」に向けて「X2DII」が発表されるのかどうか注目です。少し話が変わりますが、DJIは先日発表した新型ドローン「Mavic 4 Pro」の米国発売を見送りました。
この2週間でさらなる新製品発表情報(噂)が登場するかもしれません。