富士フイルムは、現時点でフルサイズミラーレス機の投入は考えていない模様
Fuji Rumorsが、スペインで開催された富士フイルム X-T3 プレスイベントでフルサイズミラーレス機とX-T3&XFレンズを比較してサイズ・質量・価格の優位性をアピールし、現時点でフルサイズミラーレス機の投入は考えていない趣旨のコメントをしたと伝えています。元記事は、albomediaとのこと。
APS-Cミラーレス機であるX-T3&XFレンズ3本とフルサイズミラーレス機と比較し、サイズ・質量・価格の優位性をアピールするスライド画面を撮影した画像が掲載されています。加えて今後フルサイズミラーレス市場に参入するのかどうか質問があったようで…
- 光学系をゼロから作り始めなければならず、現時点であまり現実的でない ※意訳しています
…と富士フイルムはコメントした模様。willじゃなくてwould表現を使っているのでリアルな話というより少し仮定が入ったような印象で、make senseも自分の疎い語彙力だと日本語でピッタリはまる表現を探すのが難しいかも…^^; make senseは直訳すると「意味をなす、筋が通っている、分かっている」など…etc. 元記事はスペイン語でそれを英訳した記事なので、細かいニュアンスは無視した方が良いかもしれません。スペイン語をGoogle翻訳でダイレクトに日本語化してみると "「眼鏡で最初からやり直さなければならないだろう。それは今や意味をなさないだろう」と同社の責任者の一人が結論づけた。" と翻訳されます。
ニコンとキヤノンがフルサイズミラーレス市場に参入し、パナソニックだけでなく他もメーカーもフルサイズミラーレス市場に参入しそうな報道もあり、今後も富士フイルムが、フルサイズ画質と謳うXシリーズ(APS-C)と中判ミラーレスラインで展開していくのか注目です。
ちなみに富士フイルムは、以前Xシステムはボディ内手ブレ補正機構(IBIS)には対応しないと言い続け、X-H1で採用した過去があります。※X-H1発表後「IBISをやらない意味は " 納得行くものができるまではやらない " という意味だった」と訂正。