富士フイルム「GFX100S」と「X-E4」リーク画像と一部スペックが明らかに
軒下デジカメ情報局が、1月27日発表が期待されている富士フイルム「GFX100S」と「X-E4」製品画像を掲載しました。両機種の一部スペックが明らかに。
GFX100S
- 1億200万画素センサー
- ISO感度 : 静止画 ISO100~12800 / 動画 ISO200~12800
- 拡張ISO感度 : 静止画 ISO50 / 25600 / 51200 / 102400
- 拡張ISO感度 : 動画 ISO25600
- 露出 : 静止画 ±5EV / 動画 ±2EV
- 5軸ブレ補正機構 6段分効果
- 電子手ブレ補正 : 動画撮影時のみ対応
- シャッタースピード : 1/4000~30秒 (電子シャッター 1/16000~30秒)
- バルブ撮影 : 60分
- EVF : 0.5インチ OLED 369万ドット
- 背面液晶モニタ : 3.2インチ 3軸チルト式タッチパネル
- サブ液晶モニタ : 1.8インチ
- 4K動画 : DCI4K30p 400Mbps
- フィルムシミュレーション : 19種類 ※ノスタルジック・ネガ追加
- SDカード UHS-II
- Wi-Fi & Bluetooth
- USB-C (USB2.0 Gen1x1)
- HDMI Type D
- サイズ : 150 x 104.2 x 87.2mm
- 質量 : 900g (バッテリーとメモリーカードを含む)
ほぼほぼ噂通りの仕様となっている模様。質量は900gで一般的なミラーレス機と比べた場合 重いですが、EVFを装着した時の「GFX100」と比べると500g軽量化され、サイズは「GFX50S | 147.5mm x 94.2mm × 91.4mm 」より少し大きいぐらいに小型化されている事が確認できます。※「GFX50S」EVF非装着時
あと小型軽量化を実現しながらIBISを搭載しているポイントは見逃せません。しかもIBISユニットを小型化しながらも6段分効果を実現しており、使用レンズによると思いますが「GFX100」よりも0.5段分向上しています。
「GFX100S」の価格が気になるところ。噂では " 5,999ドル " になるのではないか?と言われており、期待が高まります。富士フイルム 商品企画 上野隆氏が以前GFX動画で「言ってみれば、難しいけれど、手の届き易い価格とか…サイズと重量もそうかな~。」「そういうのにして、スタンダードなフォーマットの1つとして誰もが当たり前に44x33のラージフォーマットを選択肢に思い浮かべる、そういうカメラでありシステムにしたい。」と語っており、実現に一歩近づいた印象。
X-E4
「X-Eライン」は終わったと噂された時がありましたが、ついに「X-E4」の登場です。噂通りチルト式をモニタを採用している事が確認できます。こちらもスペックシートが掲載されていて、基本的に現行Xシリーズと同等のスペックとなっています。米国価格は849ドルの模様。キットレンズは「XF27mmF2.8 R WR」が用意されキット価格は1,049ドルと伝えています。
2610万画素X-Trans CMOS 4センサーを搭載し、サイズ 121.3 x 72.9 x 32.7mm、質量 364g (バッテリーとSDカードを含む)を実現。「X-E4」を動画用途で使用する方は少ないかもしれませんが、DCI4K30p 200Mbpsに対応。「GFX100S」に追加されたノスタルジック・ネガは搭載されていない模様です。あとスペックシートにIBISの記述はありません。
X Summit Global 2021
富士フイルムは「X Summit Global 2021」を日本時間 1月27日 22:00に開催予定で「GFX100S」「X-E4」「GF80mmF1.7 R WR」「XF27mmF2.8 R WR」「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」などの新製品発表が有力視されています。