富士フイルムは学生に「GFX50S II」の購入を検討して欲しいと考えている
ePHOTOzineが、富士フィルム 中判ミラーレス機「GFX50S II」ハンズオンレビュー記事を掲載しました。この中で「GFX50S II」のターゲット層を解説しており、富士フイルムは学生にも「GFX50S II」の購入を検討して欲しいと考えている模様。
富士フイルムが考える「GFX50S II」ターゲット層
「GFX50S II」は、風景写真を楽しんでいる人をはじめポートレート写真や小さなスタジオを持っている人を対象としており、富士フイルムは学生にも「GFX50S II」の購入を検討してくれればと考えていると掲載しています。
ePHOTOzineは、価格的に学生にとってかなりの出費(投資)となるとしながらも「GFX50S」「GFX50R」「GFX100」「GFX100S」より低価格な中判ミラーレス機であると解説。
中判ミラーレス機デビューには打って付けの機種になる
今回の記事はレビュー記事ではなくハンズオンレビューなので評価に関しては多くの事を語っていませんが、ファーストインプレッションとして「GFX50S II」の撮って出し画像と価格は印象的で、この2つの要素が組み合わさる事で誰もが手に取り写真を撮り始める事が出来る、より手頃な中判ミラーレスカメラを創造した事になると掲載。
「GFX50S II」開発秘話 前編
話は少し変わって富士フイルムは「GFX50S II 開発秘話 ~前編~」をYouTubeに公開。GFX全体を取りまとめている商品企画 大石氏は "「GFX100S」と見た目はまったく同じでイメージセンサーだけが違うモデルとなっている " と説明。実はこれはミスリード的なネタ振りで、要所要所で改良を行っている事を開発陣が明らかにしていく展開に。
ただしイメージセンサー自体は「GFX 50S / GFX 50R」と同じ事を明らかにしています。しかしこの5000万画素センサーは解像感・明瞭感を上げるためににセンサー上のマイクロレンズ小さくカスタマイズしている事を説明。今回製品ページでも触れており、先日開催したオンラインイベント「X Summit PRIME 2021」でも触れていました。ようやくこの辺をプッシュする方向になった事が伺えるやり取りが確認できる動画な印象。
IBISが搭載されていない「GFX50シリーズ」はブレにシビアなところがあり撮影の現場が限定されていた状況があり、「GFX100S」のIBISがあれば万能的も色々な場所で撮れる5000万画素センサー搭載モデルなると考え開発した模様。「GFX100S」からそのまま移植とういう訳ではなく、ジャイロセンサーのアルゴリズムを刷新し手ブレ補正効果 6.5段を実現しパワーアップした事も明らかに。※「GFX100S」のIBISは6.0段分効果