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富士フイルム決算発表(2021年7~9月) 写真を撮る悦びを提供していく

富士フイルムが2022年3月期 第2四半期 (2021年7~9月) 発表を行いました。イメージングは、instaxのコンシューマーイメージングもX/GFXシリーズが属するプロフェッショナルイメージングも好調で大幅な増収・増益を達成した事を明らかに。

中間決算になるのでイメージング上期の実績と通期見通しをピックアップしました。

イメージング上期実績 (2021年4~9月)

決算
  • イメージング全体 … 売上1,483億円 / 営業利益124億円
  • コンシューマーイメージング … 売上 940億円 (+37.7%)
  • プロフェッショナルイメージング … 売上 543億円 (+19.0%)

イメージング全体の売上は1,430億円で対前年比+30.2%を実現し、大幅な増収増益を達成した事をアピール。ただし去年の4~9月、特に4~6月はコロナの影響で大きく売上が落ちた時期なのであまり比べても意味はないかもしれません。※ちなみに去年の上期の営業利益は-21億円の赤字

やはりコンシューマーイメージングはチェキが強く、X/GFXシリーズが属するプロフェッショナルイメージングと比べると倍ぐらいの売上を実現しています。しかしX/GFXシリーズが好調である事が伺え、新規ユーザーを取り込み販売好調を持続と掲載。1億画素センサー搭載 中判ミラーレス機「GFX100S」は世界中で高い評価を受けている模様。

イメージング通期見通し (2021年4月~2022年3月)

通期見通し
  • 売上 … 3,200億円 (対前回予想 +100億円)
  • 営業利益 … 250億円 (対前回予想 +30億円)

前回の予想より売上も営業利益も引き上げ、上期業績が好調に推移した事を反映し上方修正したとのこと。富士フイルムは、2022年に「Xマウント フラッグシップ機」を予定していますが、今期中に発表するのか、来期(2022年4月以降)に発表するのか個人的に気になるところ。

決算短信 : 写真を撮る悦びを提供していく

決算短信資料を見てみるとイメージグの取り組み方に言及しておりコンシューマーイメージング(チェキ)では…

  • 今後も多様化する顧客のニーズに応え、便利で付加価値の高い製品・サービスを提供するとともに、「撮る、残す、飾る、そして贈る」という写真本体の価値を世界中で伝え続けていきます。

と掲載。プロフェッショナルイメージング(X/GFX)では…

  • 今後も特長ある魅力的な製品を供給して市場の活性化を図るとともに、写真を撮る悦びを提供していきます。

と掲載しています。富士フイルムが来年どのようなカメラ&レンズを投入してくるのか楽しみにしているXユーザーさんは多いのではないでしょうか。