富士フイルム チェキ フラッグシップ機「instax mini Evo」メインは30代男性趣味層
富士フイルムは11月17日にチェキのフラッグシップ機「instax mini Evo」を発表しましたが、日本経済新聞の発表記事を見てみるとメインターゲットが30代男性の趣味層である事が伺えます。
上記は「instax mini Evo」のプロモーションムービーでクラシックなデザイン言語を採用したボディとアナログ操作感をはじめ、10種類のレンズエフェクトと10種類のフィルムエフェクトを掛け合わせ100種類の撮影エフェクト撮影が特長的なハイブリッドインスタントカメラに仕上がっています。デジタルとアナログを融合したハイブリッドインスタントカメラなのでデータをスマートフォンに転送可能で、逆にスマートフォンで保存している画像を「instax mini Evo」に転送しチェキプリントも可能。
同日都内で開かれた発表会で富士フイルムの山元正人取締役は「チェキの需要が拡大するなかで、最上位機種の発売で需要を先取りする」と話した。主に30代男性の趣味層を中心に幅広い顧客層からの需要を見込む。※日本経済新聞「富士フイルム「チェキ」最上位機種、外観で高級感演出」より
秋に行われた決算発表の資料 (2021年7月~9月) 見て分かる通りチェキ関連を含むコンシューマーイメージングは、X/GFXシリーズを含むプロフェッショナルイメージングと比べると倍に近い売上で富士フイルム・イメージング事業の稼ぎ頭でもあります。
「instax mini Evo」発表イベントで上記のプレゼン画像も登場。今年の4月からコンシューマーイメージングとプロフェッショナルイメージングはイメージングソリューション事業部に統合しており、統合する事で事業シナジーを創出し、撮影からプリンティングまでイメージング領域を広範囲でカバーする業界のリーディング・カンパニーとしてユーザー1人1人の写真・映像ライフを豊かなもにする事で事業拡大と新たな価値創造を進めて行きたいと語っています。
ちなみに「instax mini Evo」の発売日は2021年12月3日を予定し、公式フジフイルムモール売り出し価格は25,800円(税込)。