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富士フイルム デジカメ部品の供給網を最適化へ 報道 調達管理にブロックチェーンを活用

ニュースイッチ(日刊工業新聞)が、富士フイルムが2023年度にデジタルカメラ部品の調達管理を最適化するためブロックチェーンを活用した共通プラットフォームを導入すると伝えています。

カメラ市場は半導体をはじめ部品の供給不足の影響が大きいですが、富士フイルムは一部取引先と実証実験を進め、2023年度に1次サプライヤーが参画しブロックチェーンを活用した共通プラットフォームを導入する事により、自然災害や国際情勢などのリスクによる調達懸念を最小限に抑え、より安定した生産・供給状態が維持できる体制を整える事が伺えます。

2022年上期は、まだまだカメラ&レンズの供給不足が顕著で、先日富士フイルムが発表したばかりの「X-H2S」と「XF150-600mm」も予約の時点で需要が供給を上回った事を発表したばかり。予約しないと欲しいモノが買えない状況が、少しでも早く改善してくれる事を願うばかりです。

少し話は変わって…

上記の富士フイルム X-H2S + XF150-600mm 公式プロモーション動画は、自分がXフォトグラファーだったら物欲を刺激してくれる内容となっています。これを見るとこれまで「X-Tシリーズ」がカバーしてきた領域も「X-H2S」が最適化している印象で、今後「X-T5」が登場してきた時に「X-H2S」と「X-T5」はどのような差別化が図られているか色々想像してしまいました。Xマウント源流の「X-T / X-Pro」のラインは、ある意味 思想的に純血度合いが高くなるというか、より血が濃くなったXカメラに仕上がっていくのでしょうか。