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富士フイルム「AFは改善の余地がある事は認識している」「X-Eラインも放棄していない」

dpreviewが、CP+2025 富士フイルム インタビュー記事を掲載しました。すでにピックアップしたインタビュー記事 (その1その2その3) などと被る箇所があり、それ以外で個人的に興味深かったポイントをピックアップしてみました。お馴染み富士フイルム 大石誠氏と五十嵐佑樹氏が語っています。

富士フイルム

富士フイルムカメラにおけるAF性能について一部のユーザーやレビュー記事が懸念を示している事を富士フイルムは認識しているようで以下のように語っています。

AFは改善の余地がある
「これで充分だ」「これ以上やる事はない」という段階には来ていないと考えており、我々は現在も改善に取り組んでいます。我々は常にAFの改善に務めており改善の余地がある事も認識しており、引き続き尽力していきます。

最近カメララインアップが拡張傾向で、それにより求められるAF性能の課題(改善の余地)が浮彫になるような事にも語っており、「X100」シリーズのAFで望遠単焦点レンズ装着した「X-H」シリーズで野生動物を撮影する事は想定していないとコメント。(富士フイルムカメラにおいて)野生動物やスポーツ写真撮影は主役ではないとしながらも、これまで得意とした分野も拡張中の新しい分野も改善の余地があると語っています。※a completely different story : 直訳すると " まったく違う話 " になりますが、" 想定してない " と意訳しました。※bread and butter : 生活するため収入を得ている仕事を指す意味合いがあり、毎日の生活に必須のもの、生活の糧、飯の種、生計手段、主な収入源、本業などの意味があり、今回は " 主役 " と意訳しました。

「X-E」ラインも放棄していない
我々の計画は変わっていません。「X-Pro3」後継機をローンチする計画はありますが、日程はまだ決まっていません。もちらん我々は「X-E」ラインも放棄していません。

今回も「X100VI」の極端な供給不足に触れており、やはりトッププレートなどの工程がネックとなっており、これまでの「X100」シリーズの販売台数を前提にすると3~4年分の販売台数を1年で受注しまったそうです。