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CP+ 2012で、富士フイルム X-Pro 1 を触ってきました♪

CP+ 2012で、オリンパス OM-D E-M5ペンタックス K-01に続いて新作ミラーレス機のしんがりとして FUJIFILM X-Pro 1 を触ってきました。

富士フイルム X-Pro 1

やっと実物とご対面♪ 他社のミラーレス機と違いプレレミアムを謳っているこの富士フイルム X-Pro 1は、実物の質感良いですね~しかも大きさも小さすぎず持ち易いし、長く持ち続けても大きさと重さのバランスが良いので疲れを感じ難い印象です。(個人的に、逆にオリンパス OM-D E-M5は重さの割には筐体が小さいのでズシっとくる印象)

今回このX-Pro 1と同時に発売される3本のフジノンレンズ、XF18mmF2 R・XF35mmF1.4 R・XF60mmF2.4 R Macroの内どれが一番お勧めですか?と聞いたら、「私は、フジノンレンズ XF35mmF1.4 R をお勧めします♪」と自分についてくれたスタッフさんが答えてくれました。

ミラーレス機として一番気になるのはAF周りではないでしょうか。正直オリンパス・パナソニックのミラーレス機として成熟されつつあるコントラストAFと比べると遅いですけど、ペンタックス K-01よりは速いような気がします。まあ測った訳でなく自分の感覚ですし、それぞれカメラの設定も違いますから流して聞いてください…w

でも個人的にAF周りで見逃せない箇所が…PMA / CES 2012の時に発表されてAFの動作ムービーとかYou Tubeなどにアップロードされていたのを見たんですが、その時AFが合焦する時一瞬カクっとなる現象がまだ残ってました…まあPMA / CES 2012の時より改善はしてたんですけど、僅かにまだその現象が残っている印象です。…で、その事を富士フイルム・スタッフさんの聞いてみたところ、CP+でハンズオンできるX-Pro 1もまだβ機らしくて、製品版では改善されているはずと仰っていましたよ♪

そして最大のウリのローパスフィルター無しのX-Trans CMOS! これ自分はオリンパスみたいなファインディテール処理でモアレが発生する箇所にピンポイントでデジタル・ローパスフィルター処理をする形じゃなくて、センサーのカラーフィルター配列で解消していると聞いて、サンプル画像も見せてもらって納得ですね♪ なので、どのレンズを使用してもモアレに関しては問題ないと言っていて、逆にMマウントとかでオールドレンズとかを使用したときにAF周りが遅くなる可能はあるとのこと。

富士フイルム X-Pro 1で撮影した電車

ハンズオンコーナーは60分ぐらい並んで触れたんですけど、並んでいる脇の壁に大きく引き伸ばしてあった電車の写真の電車の質感と解像度と夜の色味がハンパないですよ♪ 富士フイルムがフルサイズ機に迫る画質と言っているのも理解できます。あとA4サイズぐらいのサンプル画像も何枚か見たんですが、ISO1600ぐらいまでなら全然ノイズを感じませんね♪(ノイズをモニターで100%表示でチェックするのか、プリントでチェックするのか好みがあると思いますが…) あとボケ味を活かしたサンプル画像もあったんですけど、素直なボケ味で丸ボケも綺麗でした。まあ~プロ写真家が撮ってますからね…w

富士フイルム X-Pro 1 とMマウント

富士フイルムブースには、Mマウントが参考出品されていました。自分も含めてこのMマウントを撮って行く方結構多かったですよ♪ 話は戻って手ブレ補正が付いてないですけど弱点になりませんか?っとちょっと意地悪な質問をしてみたんですけど、「この高感度に強いX-Pro 1に、この明るいレンズなんで、手ブレは補正はいりません!」っと自信を持ってキッパリ回答してくれました♪

今回のCP+ 2012で、話題の新型ミラーレス機、オリンパス OM-D E-M5、ペンタックス K-01、富士フイルム X-Pro 1 3機を短い時間ではありますが触った感じと自分の独断と偏見では、富士フイルム X-Pro 1が一番好印象だったかも♪ まあ実際に購入して使い始めないと本質は見えてきませんけどね…あと実際買うカメラは違っていたりしますから…w