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「ライカM11」サンプル画像とレビューまとめ M9ぽいコダクロームを模した色

先日伝統を新たに構築したM型ライカ「ライカM11」が発表されました。発表直後に映像系メディアなどが公開したサンプル画像やレビュー(インプレッション)記事を掲載しつつあるので個人的に興味深かったものをピックアップしました。

The Phoblographer

The Phoblographerは「ライカM11」レビュー記事を掲載。1週間試したレビュー記事となっており、個人的に興味深かったのが "「ライカM9」の色が戻ってきた " と表現しているとこころ。ライカ曰く " コダクロームを模した色 " に仕上がっている模様。

少し気になる事も語っており、マニュアルモード撮影時の測光に違和感がある模様。使用機種が製品版ではなくプリプロダクション版のため、この辺のところは製品版で改善されているかもしれません。

「ライカM11」はトリプルレゾリューション技術を採用し撮像素子全域を使用しながら6000万画素 / 3600万画素 / 1800万画素 3つ解像度が選択可能になっていますが、どうやら各モードでダイナミックレンジが異なるようで、6000万画素は14stop、3600/1800万画素は15stopのダイナミックレンジを実現していると掲載。

CaptureOneとLightroom ClassicでRAW現像すると演色に差が出てくる事にも触れています。ボリュームがあるレビュー記事となっているので「ライカM11」の購入を検討しているユーザーさんは読んで損はない印象。もちろんサンプル画像も掲載しています。

マップカメラ

マップカメラはファームウェアがベータ版の「ライカ11」評価機を使った先行レビュー動画を公開。これまでのM型カメラの差異をはじめ、マップカメラが運営するKasyapa for LEICAが掲載しているサンプル画像を公開し描写力を解説。ちなみにKasyapa for LEICAは「ライカM11」オンライン発表会レポート記事も掲載しています。マップカメラも「ライカM9」ぽい色味であるとコメントしているところが興味深く感じます。

マップカメラは「ライカM11」シャター音動画も公開。「ライカM11」の高速連写は4.5コマ/秒。シャッタースピードは60分~1/4000秒、電子シャッター60秒~1⁄16000秒、フラッシュ同調速度60秒~1⁄16000秒を実現しています。

dpreview

dpreviewが、DPReview TVサイドの「ライカM11」サンプル画像を現時点で58枚掲載しています。ストリートスナップを中心にポートレートもあり、本棚をISO感度別で撮影した画像も公開しているので参考になるのではないでしょうか。現時点で映像系メディアが使用している「ライカM11」のどれもがプリプロダクション版の模様。

Digital Photo Pro

Imaging ResourceがDigital Photo Proの「ライカM11」ハンズオン・レビュー記事を紹介しています。前半は仕様解説で後半に実際に撮影した時のインプレッションが掲載されており「ライカM11」の画像品質は素晴らしいと評価。「ライカM11」はライカがこれまでに作り上げた最高のデジタルレンジファインダーカメラであると表現。このカメラは " 新しいクラシック " と呼んで差し支えないと結論付けています。こちらもサンプル画像を掲載しています。

Amateur Photographer

Amateur Photographerが、「ライカM11」ファーストインプレッション記事とサンプル画像を掲載。同じ風景を6000/3600/1800万画素で撮影した風景画像を公開しており比較可能となっています。RAWファイルサイズは…

  • 6000万画素 9528×6328px
  • 3600万画素 7416×4928px
  • 1800万画素 5272×3498px

RAWのファイル容量が小さいみたいですが、キヤノンの " sRAW " 的な処理をせずにライカ独自の処理を行っている模様。今後本格的なレビューで詳しく調べる予定とのこと。マニュアルフォーカスなレンジファインダーカメラで高価格帯の非常にニッチなツールとしながらもシンプルさが魅力であり、写真に没頭できる事が魅力であるとインプレッションをまとめています。

ライカからの「ライカM11」メッセージ

レビュー記事ではないのですが国内ライカストアジャパンが、ライカ社主 アンドレアス・カウフマン氏と上級副社長 ステファン・ダニエル氏のメッセージを掲載しています。

「皆さまご存じのとおり、ライカの代表的な製品であるMシステムには、世界中の情熱的な写真家の皆さまとともに歩んできた長い歴史があります。その中で、Mシステムは高品質な撮影ツールとして写真家の皆さまをサポートし、それぞれの時代を目撃しながら素晴らしい作品を生み出すことに貢献してきました。1925年から培ってきたノウハウに基づく優れた技術の全てを投入したライカM11は、Mシステムのその伝統をさらに未来へと受け継いでいくカメラなのです」※アンドレアス・カウフマン氏

「ライカM11は自信を持っておすすめできる新機種です。またひとつライカの新たな歴史を刻む製品が登場しました。内部に新開発の技術を凝縮している一方で、外観はM型カメラのアイコニックなデザインを忠実に受け継いでいるのが特長です」※ステファン・ダニエル氏

本格的な製品版のレビュー記事はこれからとなりますが、プリプロダクション版のファーストインプレッションはどこも評価が上々である事が伺えます。国内ライカオンラインストアの「ライカM11」販売価格は1,188,000円(税込)となっており、1月21日発売を予定。すでに予約を受付ており、国内ライカオンラインストアの予約ボタンが " 予約のお問合せ " 表記になっているので需要が供給を上回っている可能性があります。国内の初回出荷数が気になるところ。