ニコン D600 のダスト問題は、ピークを越えても解決しない
Imaging Resource が、ニコン D600のダスト問題の続報を久々に掲載しています。以前撮り続ける内にダストが減っていく報告もありましたが、大幅にダストの数は減るものの、ダストが無くなることはなくて今でも掃除が必要だそうです。
- ニコン D600のダスト問題は、クレメンス氏曰く5000枚以上撮影すればダストが減っていくという報告があったが、それ以降もダストは完全に無くならず発生し続けている
- 上記の動画は最新の検証ムービーで、初期よりずいぶん改善しているが、ダストがセンサーに付着している様子が分かる
- 改めて我々はニコン USAにこの件に関して確認を取ると、広報担当者は " 自分自身でセンサーの掃除をするように "と述べたのである
- " 自分で掃除するのが面倒であれば、地元のニコン サービスセンターに相談し必要ならD600をサービスセンターに送るように " とEメールで返答もあった
- LensRentals.comでもこの問題を提起していたが、こちらも使用しているうちにダストは減ってきているが、完全には無くならずダストが付着し易いと言っている
- LensRentals.comは、今のところニコン D600の追加購入を見合わせているという
- D600は良いカメラなのに所有者はこのダスト問題に直面するだろう…非常に残念なことである
- D600は、一般的なデジタル一眼レフと比べると頻繁に掃除する必要があるデジタル一眼レフなのだ
このD600のダスト問題は海外の方で大きく取り上げられていて、「ニコン D600 のダストリダクションシステムに問題あり?」「ニコン D600 のセンサーにダスト(ゴミ)が付着しやすい問題がよく分かる動画」「ニコン D600のダスト(ごみ)問題は、ミラーボックス内の傷が原因?」「ニコン D600 のダスト(ごみ)問題は、新しいパーツが用意される?」 と立て続けに掲載され、ここ数ヶ月は何の音沙汰も無かったのですが、今回まだこの問題が解決されていないという続報が掲載されているようです。
一般的にデジタル一眼レフを使用していてもセンサー周りにゴミが入ることや、新しいデジタル一眼レフの使いは始めはダストやオイルが出易いと言われていますが、今回の経過情報を見る限り大幅にダストの量は減ったものの未だにダストは出続けている状況で、一般的なデジタル一眼レフとくらべると掃除の回数が多くなると結論付けていて、このままサービスセンター対応で後継機まで引っ張るのか、何かしらの対応するのか気になりますね。
以前新しいパーツが用意されるような情報(噂)もありましたが、それも音沙汰無くて…いや~この件は問題なのか仕様なのか…さらに撮り続ければ完全に解消されるのかニコンもユーザーも判断が難しいのかもしれません…^^;