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ニコンが、D750 フレア問題の対応は、あくまでも点検・修理でリコールではないと主張

Amateur Photographer (英国のカメラ雑誌)が、ニコン D750の反射/フレア問題 (ダークバンド問題)に対する 無償の点検・修理の告知、そして店頭のD750が回収されている件に関して(英国)ニコンの広報にコメントを求めたところ「優れた顧客の満足度を確保するための点検・修理であってリコールではない」と主張したと伝えています。

  • ニコンは、不自然なフレア現象の影響を受けたD750ユーザーに向けて無償修理に応じる事を告知している
  • 先日アメリカのWebサイト Petapixelが、" ひっそりリコールされている " とD750が店頭から消えている事を掲載している
  • 今回Amateur Photographerが、ニコン広報担当者に今回の件を聞いてみたところ「弊社は、D750をリコールしていない」とのコメントを得たのだ
  • 「一部の顧客の皆様がこの問題に直面し、優れた顧客の満足度を確保するため、D750の点検・修理を告知させていただいた」
  • 「遮光部品の点検と修理、AFセンサー位置の調整を無償にて実施させていただきます」
  • 今回のインタビューでニコンは、店頭にあるD750在庫に対しても検査する事も認めている
  • すでにこの問題に対してニコンは無償の点検・修理を告知していて、「サービス開始時期は1月下旬を予定していて、受付方法など詳細が決まり次第ご案内いたします」とニコン広報担当者は付け加えた

今回ニコン D750 のダークバンド問題の初動は早く、D600のオイル/ダスト問題の時のように大問題にならずに解決しそうな感じですが、あくまでも " 顧客に向けたサービス " のスタンスのようです。D750は素養の良い機種ですし、ユーザーさんは今回の早い対応にホっとしているのではないでしょうか。