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東京五輪 : ニコン「超望遠レンズを発売予定」「一人でも別アングル撮影できるシステム開発」

春先にニコンがフラッグシップ機「Z 9」を開発発表、キヤノンが「EOS R3」を開発発表しましたが、SankeiBizがプロカメラ市場と東京五輪・五輪後のイベントを絡めた興味深い記事を掲載しました。ニコンの動きを見ていきましょう。※キヤノン記事は別にピックアップしました。

ミラーレスでも一眼レフに負けないものを出す

  • ミラーレスでも一眼レフに負けないものを出す
  • 今後はミラーレスの旗艦モデル開発を加速させる方針

ニコン「Z 9」の開発発表を行い今年中の発売を目指し鋭意開発中ですが、ニコン 大石啓二UX企画部長が「ミラーレスでも一眼レフに負けないものを出す」と明言しています。

キヤノンとニコンは東京五輪に向けてそれぞれデジタル一眼レフ フラッグシップ機「EOS-D X Mark III」と「D6」しましたが、東京五輪はコロナの影響で延期され今年開催されるのかどうか不透明な状況。しかし両社とも東京五輪をきっかけて反転攻勢に出ようとしている事が伺えます。

ニコンは先日AFP通信社とのパートナーシップをアピールする記事を掲載し、おそらく「Z 9」に向けた動きではないでしょうか。

超望遠レンズの発売を予定

  • コンは中・高級機の商品開発を進め、対応する超望遠レンズの発売を予定する

すでにニコンはZレンズロードマップで超望遠レンズ「100-400mm S」「200-600mm」「400mm S」「600mm S」などの超望遠レンズ群を予定しています。やはり「Z 9」と連動して超望遠レンズが登場してくると見て良さそうな印象。

1人のカメラマンが別アングルでも撮影できるシステムの開発

コロナの影響で今後も大きなスポーツイベントなどでカメラマンの入場制限が掛かる事を視野に入れて「1人のカメラマンが別アングルでも撮影できるシステムの開発に磨きをかける」としています。

東京五輪が今年開催されるのかどうか、「Z 9」は東京五輪に合わせて発表される事になるのか不透明ですが、今後プロカメラ市場でどのミラーレス機が大きな信頼を勝ち取る事ができるのか注目です。